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薬剤師になるまで(2)


こんばんは。

3日目にして少し飽きてきた感・・・(コラ
いや、頑張って書きます。


現役時代、薬学部全落ち。
浪人することは許してもらえたものの、
宅浪しながらアルバイトも
しなければいけなかった。

バイト先はすぐ決まった。
家の近所のドラッグストア。

調剤併設だったので、
薬剤師さんと知り合いになれると思った。

「働く」というのは人生初めてで緊張したが
バイトの中で一番年下というのもあり
職場の人たちには可愛がってもらえて
なかなか楽しいバイト生活だった。

「予備校行かずにバイトしながら浪人しています」

そういうと、
すごく褒めてもらえたのを覚えてる。
特にパートのおばさま方に。

薬学部目指して予備校行かず
バイトしながら自力で頑張ってる

これだけ聞いたら健気な19歳に
聞こえるのかもしれない。

この背景のおかげで(?)、
「いい子」と思ってもらえて
浪人することに対する恥ずかしさや
後ろめたさは
だんだん薄れてしまった。

その後バイト先で年上の彼氏ができる(おい

年上彼氏との恋愛はとても楽しくて
勉強はぼちぼち・・・。
正直めちゃめちゃ頑張った感は無い。

しかしなんとか薬学部には合格!
1年遅れで薬剤師の「たまご」に
なることができた。


入学したら入学したで
お金のやりくりにかなり苦労することになる。

親から私立薬学部に通うにあたっての条件

①奨学金を借りる

②足りない分は自分でなんとかする

以上。

自分が行きたいといって
通わせてもらうのだから
仕方がない。

薬学部の学費は約200万円/年。

奨学金は第2種(利子有)しか
借りることができなかった。

当時12万円/月が最高借入額だったので
迷わずそれを選択。

しかしそれでは学費、交通費を
カバーしきれない。

そこで私はバイト三昧な生活を
送ることとなる。

大学から家まで2時間かけて通っていた私。
家まで戻るとあまり働けないと思い
大学と家の中間地点でバイトすることにした。

新たなバイト先もまたドラッグストア。
営業時間が22時まで。
帰宅すると23時過ぎ。
寝るのは1時か2時。

大学まで2時間かかるので
6時には起きないといけないが
私は朝がとても弱い。

察しがつくであろうが、
徐々に遅刻癖が出てきて

ひどい時は授業には出ず
バイトだけ行ったりもしてた。

テスト期間は授業が無いので
いつもよりバイトを入れる。
再試引っかかる。

・・・なんだか書いてて
情けなくなってきた(涙)

でも当時は「お金を稼ぐ」ことに必死だった。多い時はバイト4つ掛け持ちしていた。

親にうまく甘えられなかった。


大学自体は楽しかった。
大学が苦痛で行きたく無かったとかではない。
仲のいい友達もできたし、部活もしていた。


そんなこんなで大学3回生の時、
悲劇が起こる・・・


続きます。


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