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共通テストリーディングで9割とる方法

こんにちは。この記事では大学入試共通テスト、リーディングの正しい勉強法と過去問の使い方について実体験を踏まえながら記載します。

2023リーディングは過去3年で一番難しかった。

僕の受けた共通テスト制度が導入されて3年目の2023リーディングは過去3年間で最も平均点が低く、新傾向もあり話題になりました。そんな中でも僕は90点を叩き出すことができたのは、僕が行なっていた共通テスト対策が正しいことだと証明するに値すると思います。

本番40日前で時間は全然足りていなかった。

僕は文章を全て読んで問題を解いていたので、大門6に入った時には、残り2,3分であることがほとんどでした。やはり選択肢を見てある程度予想を立てて、その部分だけを読んだ方がいいのかと思い試しましたが、正解率が低く、かえって悪い結果となってしまいました。
学校や予備校では選択肢の特徴的な単語を本文から探してそこで正誤判断をすることが推奨されていますが、それはかなり難易度の高い技術です。迅速かつ的確な情報処理技術が求められるのと同時にどの単語が重要で、本文のどこを見ればいいのか、といったある程度のセンスも求められます。
僕がリーディングの対策を始めたのが本番約40日前であり、そういった技術やセンスを身につけるには時間が足りないと思い、やはり全文、全選択肢を読む方針で進めました。

演習問題を10回以上全文読んで解いた

初めは全然時間が足りずに焦っていたが、河合塾、駿台、Z会の演習問題で全文読むことを心がけて問題に取り組んでいたら速読力が大幅に上昇し、全問題を10分以上時間を余らせて解き終わるようになりました。センターの過去問も2,3年分やりましたが、難易度差があったりして、あまり意味がなかったように感じました。

やっぱり重要なのは英単語

英語で最も大切なのは文法か、単語か、熟語かといった議論がありますが、共通テストレベル、いや二次試験レベルにおいても最も重要なのは単語だと断言します。ここ絶対に大事なこと書いてあるのに単語の意味がわからなくて文章全体が何を伝えようとしているのか分からなくなる、なんてことはよくあることかと思います。推測、といった手段もありますがそれは難しい技術だし、どの場面でもできるとは限りません。そこでやはりものを言うのは単語力。どれだけ文法がわかっていようが、そこまでの文章の流れがわかっていようが、たった1つの単語が分からないだけで全て崩れ落ちるなんてことはよくあります。そうならないためにも、単語だけは文法を蔑ろにしてでも完璧にする必要があります。
僕は部活動を引退するまで、勉強にあまり時間は取れませんでした。ただ登下校中や隙間時間には必ず単語帳を読んでいました。僕の使っていた単語帳は鉄壁です。学校からはシス単が普及されましたが、自分には合わないと感じ、鉄壁にしました。結局シス単は2周ぐらいしかしなかったなー。鉄壁はボロボロになるまで読み込んで、3年の終盤では速読英単語の上級編にも手をつけました。周りの英語がとんでもなくできる人はリンダメタリカにも手を出していて、畏怖しました。やはり単語力は重要ですね。
もちろんそこまでやる受験生はごくわずかかと思います。ただ言えることはシス単一冊を完璧にして初めて周りと対等に戦えると言うことです。シス単のステージどこどこまで覚えればいいなんてことも聞きますが、そんなに甘くはありません。英語にセンスがないと思う人はそれ以外の単語帳も完璧にしないと、センスのある人の推測やパッションにはシス単一冊では勝てないのは僕の受験時代の戦友が証明してくれました。
しつこいですがやはり英単語を制するものが受験英語を制します。

天才以外はとにかく文章を読むべし!

人間覚えたものを使わないと身には付きません。なので、共通テストの問題演習を通して単語力、速読力を上げることが、本番で高得点をとる方法だと経験者の僕が断言します。注意すべきは全文と全選択肢を絶対に読み切ること、時間が過ぎても最後まで読み切ること。これが高得点を取るための一番の近道です。そして、その訓練こそリスニングで100点を取るための大きな一歩であることは、いつかの記事でお話しします。

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