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自己研究をはじめた

研究っていうと何だか気恥ずかしい。
主治医に言われたのだ。
私がしていることはもはや“研究”になっている。

長年の悪夢と不眠にかなり苦しみ(言葉では簡単に表現できないよ)薬もカウンセリングも効果がないどころか悪化する。
本当に死ぬか生きるか葛藤した。そんで生きることを決めた。
でも生き地獄は辛い。これならいっそ誰かぶっ殺してくれと思いつつ自分で解決していくことにした。
だって病院行って治らないなら他に何があるだろう?
まず生きるために人との交流を避ける必要があった。
そもそも人間の悩みなんて全て人間が関わっているのだ。そう言い切れるぐらい私の悩みは人間だ。
なのでその人間と距離を置いた。
リアルだけじゃなくネットの人間関係も例外じゃない。
独りで過ごす。
SNSで発信もしない。なるべく誰かの発言も見ない。とにかく誰にも私の心を乱すことを許さない。
コロナ以降YouTubeにハマっているがなんか動画主の言葉使いにも反応するようになってしまったからそうなったら見ない。
言葉使いだけじゃなく声の抑揚の付け方でも感情を読み取ってしまう。
本を読むようになった。本は感情がわからないから言葉が言葉通りに入ってくる。
言葉が“言葉通り“に受け取れるのが嬉しかった。
子どもの頃は本が嫌いだった。本を開くと頭痛と吐き気がする。
大人になって診断して発達障害が原因だと分かった。
私の脳では情報が錯乱しやすいので隠しながら読むよう指導された(一文ずつ見えるように手で隠すなど)
紙媒体で読むより電子書籍の方が読みやすいことがわかり、少しずつ本が読めるようになった。
特にKindle Paperwhiteにしてからすこぶる読みやすい。
最初にフロイトを勉強してみることにした。
今思えばなんでフロイトを選んだかは覚えてないが運命的なセレクトだと思う。
フロイトがやっていたことは今まさに私が実践していることだったりして本を読んで初めましてな気がしなかった。
私は前述した障害と他に複合した問題が理由で極端に知識が乏しかった。それに人との関わりも経っていたので自分なりに考え模索していた。
何より悪夢と不眠を解決したかったので無意識や夢の内容に着目することにしたのだ。
だからなんとなくフロイトが良さそうと思って調べることにしたが、フロイトが辿ったものと自分が今まさに考えていることが一致していてびっくりした。
フロイトの全てに共感するわけじゃないが内省するということはまず初めにフロイトのようなプロセスを歩むのかもしれない。

悪夢と不眠を解決するために始めた自己探究は研究へと変わり始めたらしい。
文章にし公開することは自分自身のためでもあり、もし同じように苦しんでいる人の救いのきっかけにもなればと思っている。
自分の考えを発信するということは誰かを傷つける可能性もある。
私は誰かを傷つけたいわけじゃないが生きるとはそういうことなんだろう。
これから少しずつ書き綴っていこう。

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