ごあいさつ

こんにちは、ヒラノです。
普段は企画系(?)大学生とネイルチップ作る人という二足の草鞋を履いています。

初めてこうした長めの文章を書くので、お見苦しいところはちょっと目つぶってくれると嬉しいです。

目次
・てかなんでネイル好きなの？
・「subtle.」のはじまり
・山形って「おもしれー街」

この度卒業制作の一環として、
山形の名物をモチーフとしたマニキュアを作りました。
なぜこんな卒業制作を考えたか、
それは至極簡単で、ネイルが好きだからです。

最近SNSでよく言われているようなことではありますが、皆さんはなぜネイルをしますか？
身だしなみとして、ある種ウケを狙って、記念として…
いろんな理由があると思いますし、ネイルがイヤな人もときどきいますね。
どれもまったくもって間違いないと思います。

私はこの質問をされるたび、自分が楽しいからだと答えます。
大学に行くにもその日の服と爪がマッチしてたら気分が上がるし、ライブに行く日は120％推しに浸りたいし、
夜中に思い立って、色の混ざり重なりを身に着けたいとも思うからです。

そう、ネイルは楽しいんです。
パソコンで課題をしてても、めんどくさい皿洗いをしていても、バイトで疲れた脚をマッサージしてても、
絶対に視線の中には手が、爪があります。
爪が自分が好きなようになってたら、
なんとなく少しだけどエネルギーになってくれるんです。

そんなネイルのエネルギーを改めて確認できたのは、
世の中で自粛が今より叫ばれていた昨年6月でした。
毎日家の中で授業を受けていたころ、
私の息抜きはネイルチップを作ることでした。
ある日は推しのことを思いながら、ある日はそのマニキュアに惚れ惚れしながら、何も考えずに自由に、ただ「可愛い」を求めて作品を作っていました。

運命の日は突然で、ちょうど5限の授業を受けているときスマホの通知が止まらなくなりどんどん熱くなっていくのです。
何事かと思い元をたどると、
友達が私の作品をつぶやいていました。

友人の作るネイルチップ、あまりに素敵すぎるので見てくれませんか…… pic.twitter.com/pNpt5PYzL2

— 魚座 (@pipipichameee) June 16, 2020

どんどん増えていく数字、どんどん増えるインスタのフォロワー、どんどん届く「私も欲しいです！」の声。

私発信では到底届くことがなかった人たちが見つけ、
関心を寄せてくれたのです。
結局その日は届いたＤＭや作品注文の対応、整理だけで3時間が経ち疲れ切って布団に沈んでいきました。
そうして、私の「subtle.」はゆるっと本格的に動き始めました。

subtle. powered by BASE

そんな超ラッキーから1年と少しが経った今も、
フルオーダーでの注文やアクセサリー販売でをぽつぽつと途切れなく購入してもらってます。ご愛顧いただいてる皆様本当にいつもありがとうございます。

展示に出品したり、台湾まで商品を発送したり、
他界隈のオタクの推しをネイルにしたり、
日本全国津々浦々いろんなところに住む人とやりとりをしたり…
楽しいから広がったこの活動は、私に新しいことに挑戦するきっかけになり、学びや経験になり、たくさんのもっと楽しいを教えてくれました。

大学の卒業制作では、自らがテーマを設定し
物事の課題解決につながる企画を一人で実践します。
自分が大学で学んだ集大成を発揮する場として、
何をするか考えたとき既に答えは一つ、
ネイルの力を生かして山形をもっと知って好きになってもらおう、でした。

3年と少し前、私の山形のイメージはサクランボだけでした。
大学生活を過ごした山形は、
たくさんの美味しいものと素敵な場所があります。
でっかいクレーン車ででっかい鍋をかき回したり（芋煮）、駅に着いた瞬間大きな将棋駒があらわれたり（イオンモール天童）、毎日見ても飽きない景色を一望できる場所（ウチの大学）があったり、こんなにユニークで「おもしれー街」だなんて知りませんでした。

そんな第二の故郷ともいえる山形を、知るきっかけを作って興味を持ってほしい、そうして「やまがたネイル商品化計画」ゆるっと始まりました。

はたしてどこまで売れるのか、どこまでこの計画は大きくなるのか。
まだ公開してない、デッケーたのしみも実は...ニヤリ
早く言いたいですね。
ちなみに外箱もインスタのストーリーにあげたので見てください。
可愛いから。

無謀なイチ田舎大学生の挑戦を、どうかお見守りください。

あ、フルオーダーの注文もいつでもお待ちしてます。

ヒラノ