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理屈に惹かれるのは個人の性癖ですか?


人間の社会が激しく変わるのは戦争しかない、みたいな話がありますよね?

学校の勉強は生活の役に立たないっていうよね

物理系の数式を復習している。なんとなく忘れておくには惜しい。高校物理〜量子力学の手前辺りまででいいか。どうにも直観的な理解が難しい。自力で発見できるだけの力量がないからか。あと日常生活でそのあたりの知見を活かすだけの頭がないからか。

事実や情報を積極的に求めている人は、人の気持ちを気にする人よりも少ないのか?というか、意見と事実の区別がつかないように発信するのが説得力を生むコツで、拡散されるのか。バズるツイートとか感情を動かす要素があるしな。

そもそも気持ちは人間の必修科目やけど、物理とか情報数理とかは選択科目ですらないよな。専門書よりもエッセイの方が市場規模が大きい。オタクを相手に商売をするなら単価が上がるのは専門書と文庫本の値段の差からも明らか。需要も供給も少ないから仕方ない。

専門書の値段は出版社や著者の信頼性込みの値段やとすると、やはり中身の質よりも信頼関係が大切なんかな?あとは需給のマッチング。その辺の人に専門書なんて売れないやろうし、それを欲する人がどこにいるかを供給側から検索する方法が求められる?マーケティングとは少し違うか…?レコメンド?ユーチューブとかSpotify、Netflixのオススメ機能か。

仮にレコメンドやとして、レコメンドも個人の属性をふんだんに使う方法が主力になってる。だから囲い込みと個人の行動情報の収集に必死になる訳か。まあ、その情報を解釈できる人間は専門家位やろうけど。となると、ウェブ情報の次は現実世界の情報の出番やな。

情報に侵される現実

現実世界の情報を収集、解析する例としてスポーツがある。野球、サッカー辺りはスタッツ使ってるのが観客にも開示されてる。マネーボールなんて映画にもなってるし。スポーツの外に目を向けると移動情報はスマホで収集できる。Google Mapsの渋滞情報はスマホベースやんな?スマホ適当に集めてきて、経路検索避けに使ったみたいなニュースがあった。

情報社会が現実世界に拡張してくる。だからGAFAMあたりがARやVRに注力してるのか。現実世界を扱う算段はもうついていて、その先を見越して種まきをしているんか。もしくは中間地帯としてのARかVRなのかな?

スマホを使う→スマホが勝手に情報を提示→そこから進んで、スマホが無くなるor情報が個人を動かす。気分や好みといった主体性が消えるのか?なるほど。自動運転に対するドライバーの立ち位置になるのか。

技術は人間を支配できるか?

技術は人間をハックしきれるのかな?集団としての心理は出来るやろうな。指導者、扇動者ってのはそれが出来る人間ってことやからな。そこで障害になるのは人間の仕組みか、同業他社との競争か。

個人に出来る対策としては新しい支配者層の一員になって操作する側に回るか、人間の性質の勉強をして自分を改造するか。うーん、陳腐な独裁者みたいなアイデアやな。そこら辺のアイデアはもう映画とか小説で出尽くしてそう。マトリックスとか。

なるほど、これを現実にやろうとして今まで成功したり、失敗したりしてきたんやな。人間の性質はベースになる型がありそうやし、そこを明らかにするのが行動経済学とか進化心理学とかか。

集団としての人間の理想型は?

人間の性質が分かったとして、理想郷をどう設計するか自体は個人の思想によるのか。それともそこも唯一の形があるのか。ベンサムやJ.S.ミルあたりの幸福についての考察が参考になるのかな。

まあ、現実は現在の状態から少しずつ変化を繰り返す形でしか変わらないから、もしかすると今の世界が形成されている時点で局所解にハマっている可能性もある。人間社会の大域最適解というアイデアはどきどきするな。


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