スバル|独りで走るローカル公認会計士・税理士

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スバル|独りで走るローカル公認会計士・税理士

◆大手監査法人➡独立 ◆プー太郎の如くのんびり働く一介の会計士です ◆業界のちょっとした下世話をメインに綴っています

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【15】会計士の年収⑨ 会計士と税理士どっちが儲かるの?(二)

会計士と税理士。 いつの時代も色々な面で比較される士業。 稼ぎの点では果たして・・・? 就業形態 両者の稼ぎを考える上で重要なこと、それは 「就業形態」 でしょう。 勤め人なのか、個人事業主なのか、経営者なのか。 業務内容よりも重要な観点だと思います。 勤め人でありたい場合 会計士に分があると思います。 合格すればほぼ監査法人へ入ることができる。 監査法人の給与水準は600万円スタートであり、8割はなれるシニアスタッフで700万円以上を達成。しかもシニアスタッフ

    • 【14】会計士の年収⑧ 会計士と税理士どっちが儲かるの?(一)

      会計士と税理士。 いつの時代も色々な面で比較される士業。 稼ぎの点では果たして・・・? 会計士と税理士の比較。 年収面も検索すればたくさん出てきます。 これとか・・・ 年収を比較【税理士と公認会計士】稼げるのはどっち?仕事の違いも解説 | 管理部門(バックオフィス)と士業の求人・転職ならMS-Japan (jmsc.co.jp) これとか・・・ 公認会計士と税理士の違いとは?業務・年収を徹底比較 |公認会計士の転職ならジャスネットキャリア (jusnet.co.jp)

      • 【13】独立会計士の営業:広告宣伝必要論 SNS編

        SNSに消極的な会計士たち 私が見るに、会計士は基本SNSに消極的です。 それでも、多くの会計士は独立してからも困らない程度に生計を立てています。(というより、生活するだけなら困っている人を見たことがない!?) 結論からいえば、SNSしなくても生計は立てられます。 仕事に対する満足度は別です。実際に大いに活用している方もいますし、活用しないと勿体ないよ、と意見を持つ方もいます。 実際に仕事のためにSNSを活用している方は、それほど多くないはず。 是非ではなく、現実です。

        • 【12】独立会計士の営業:広告宣伝必要論 ホームページ編

          営業でよく聞かれる質問に 「ホームページは用意したのか?そこから問い合わせはあるのか?」 「SNSを使った営業についてはどう思うか?」 というのがあります。 要は、広告宣伝をどうしているのか?ということですね。 認知してくれるツール使うと仕事がやってくるのでは? 逆に使わないと閑古鳥が鳴いちゃうのでは? 今日は、独立会計士の広告宣伝についてです。 私含めて、周りの独立会計士が対象です。 監査法人、法人(ある程度組織だったもの)、会計士税理士業務以外は度外視します。 ホ

        【15】会計士の年収⑨ 会計士と税理士どっちが儲かるの?(二)

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        • 生態
          2本
        • 年収
          5本

        記事

          【11】独立会計士の営業:そのルートとは

          不安いっぱいの営業 監査法人を辞め、5年目に突入しました。 振り返ると当初は不安も大きかったですね。他人にはあまり言えなかったけど・・・ 独立を考える人にとっての一番の不安といえば 「果たして仕事は来るのだろうか・・・」 「営業はどうすればいいのだろうか・・・」 これに尽きると言ってもいいのではないかと思います。 私はほぼこれでした。 何なら今この瞬間も不安です。 独立を視野に入れている後輩からの相談も、ほぼこれです。 独立会計士の営業の実態とは!? 私の実体験が

          【11】独立会計士の営業:そのルートとは

          【10】会計士の年収⑦ マネジャーくらいまでなれればいいと思うあなたへ(二)

          「監査法人でマネジャーで安穏と過ごすことはできない」 と持論を書きました。 責任と評価の観点が大きいと考えています。 監査法人のマネジャーの職責と責任 マネジャーの職責を挙げると、 ・監査チーム内の統括:メンバーケア、進捗管理、重要論点の対応 ・対クライアントの総括窓口:役員、部長クラスとの接点は避けられない ・法人内活動への参画 です。 守備範囲は広く、対外的にも痺れる方々との折衝が多い。 責任のかかる場面は、シニアよりも格段に上です。 職責と責任という段階で、一定

          【10】会計士の年収⑦ マネジャーくらいまでなれればいいと思うあなたへ(二)

          【9】会計士の年収⑥ マネジャーくらいまでなれればいいと思うあなたへ(一)

          随分昔になりますが、監査法人での出世について書きました。 【会計士の年収②】監査法人で稼ぐ方法とは? 出世の方法|スバル@公認会計士・税理士 (note.com) そこで「出世はマネジャーくらいまででいいと考えている人へ」という記事を匂わせつつ、放置していました(というか最近思い出した)。 同時に、この考えを後輩くん達の何人かから聞きます。 それは何も独立願望のある後輩くんだけはありません。 出世論はいつの時代も色々な考えがぶつかり合いますが、私なりの考えを、今更ですが

          【9】会計士の年収⑥ マネジャーくらいまでなれればいいと思うあなたへ(一)

          【8】こんな会計士はアドバイザリー業務できません!

          会計士は、その大半が監査業務からキャリアをスタートさせますが、一定年数経過すると異なる経験を積みたくなる人が多いようです(言い換えれば、監査に飽きる)。 私も部署異動はしなかったものの、監査部隊にいながらアドバイザリーの関与意思を示し、一時期担当していました。 「監査経験しかない会計士にアドバイザリー業務ができるのか!?」 と不安に、怪訝に思う方もいるのでは・・・ 今日は「アドバイザリー業務ができないと思う会計士」のタイプについて5つに分けて書いていきます。 1.答え

          【8】こんな会計士はアドバイザリー業務できません!

          【7】生態②_悲編 会計士の多くは、税務を知りません!

          こんにちは、スバルです。 会計士資格を取ると、事実上税理士資格も取れます。資格に興味持ったことある方なら知っている話ですね。 また、会計士になれば税務も含め幅広く活躍できますよ~!。会計士という資格を紹介する書籍とか専門学校のパンフにはこんなことが書いてありそうです。最近のは見てないですが、僕の受験時代は書いてありました。 ただ、現実はこうなんです。 会計士の多くは税務を知りません! 特に監査法人勤務の会計士はできません! これ、意外と知れ渡っている事実でして、特に監

          【7】生態②_悲編 会計士の多くは、税務を知りません!

          【6】会計士の年収⑤ 評価別_監査法人のリアルな年収推移

          こんにちは、スバルです。 ここまで会計士(監査法人)の年収記事を書いてきましたが、ひとつ大切なポイントを書いていませんでした。 「法人内の評価が給料に与える影響」です。 スタッフ500~700万円、シニア700~1,000万円・・・ 間違っていないのですが、「~」は年次か評価によって変わります。 今日は「評価」の部分にフォーカスを当てます。 評価が高い、低い別に書きますので、これから書かれる内容に胸くそ悪くなる予感のする方は、今回はここまでにしてくださいね(笑) 登場人物

          【6】会計士の年収⑤ 評価別_監査法人のリアルな年収推移

          【5】会計士の年収④ 大手監査法人での昇格必要年数

          必要年数 マネジャーには10年が限度の目安 こんにちは、スバルです。 大手監査法人で年収アップを目指すには出世しかない。 出世には年功序列を耐えた上で昇格しなければならない。 そう書きました。 う~ん。。。待てません! そんな声が聞こえてきそうです(笑) では、そもそも何年要するのか? 今日はこの観点での私の実体験です。 シニア(シニアスタッフ)昇格までは、3年~4年 「ごくご~く普通に仕事できれば昇格できる」レベル。 昇格確率は8~9割。 シニア(シニアスタッ

          【5】会計士の年収④ 大手監査法人での昇格必要年数

          【4】会計士の年収③ 監査法人は年功序列

          監査法人の年収は職階に比例する こんにちは、スバルです。 前回は監査法人で稼ぐには出世が必要で、そのためのポイントを書きましたが、そもそも年収はどれくらいなのか? 順番が前後してしまいましたが、今日はその点を書きます。 監査法人の年収ですが、職階に比例します。 年齢や前職経験は一切関係ありません。 よって、単純に考えると、30を超えて大手監査法人入所、そこでの出世&将来年収の期待値は低くなります。 巷で流れる年収情報はほぼ現実通り。 500万円くらいから始まり、パー

          【4】会計士の年収③ 監査法人は年功序列

          【3】会計士の年収② 監査法人で稼ぐ方法とは? 出世の方法

          監査法人で稼ぐには出世するしかない こんにちは、スバルです。 会計士に合格すると大半が監査法人に就職します。うち、8割ほどが大手監査法人。 そして、世の会計士の半分ほどが大手監査法人に勤めていると言われています。 今日は、会計士の総本山である大手監査法人で稼ぐ方法を書きます。 結論としては、 「大手監査法人で稼ぐには、出世するしかない」 残念ながらこれが事実です。 大手監査法人は今や5,000人規模の組織です。 評価が高い人は賞与が多く出やすい風土はありますが、そうい

          【3】会計士の年収② 監査法人で稼ぐ方法とは? 出世の方法

          【2】会計士の年収① 会計士の年収を「キレイごと抜き」で語っていきます

          会計士の年収を「キレイごと抜き」で「赤裸々に」語るコーナーを始めます こんにちは、スバルです。 今日は「会計士の年収編」を書きます。 みなさん、年収はとても興味がありますよね。 仕事のやりがいだとかも大事ですが、年収はある意味一番大事。 収入なければ生きていけないし、幸せにお金は大切な要素です。 難関試験突破しても儲からないんじゃ・・・ねぇ・・・って思います。 ところで、会計士の年収は、色々なところで記事にされています。 何が正しいのか? 正直言い切れません。。。 ど

          【2】会計士の年収① 会計士の年収を「キレイごと抜き」で語っていきます

          【1】会計士の生態 会計士になるには?学部選び

          こんにちは、会計士スバルです。 世間はそろそろ受験シーズンですね。会計士試験は、最終試験が夏なので大分先なのですが。 今日は実質note投稿第1弾!ということで、【会計士の生態編】「会計士になるにはどの学部が良い?」について書いてみたいと思います。 監査法人時代には採用活動も携わりました。 その時の生の声、私の感想も交えて書いてみます。 読者のみなさん、周りに会計士に興味がある皆さんの少しでもお役に立てられればと思います。 出身が多い学部とは? 会計士になるための学部

          【1】会計士の生態 会計士になるには?学部選び

          スバルです

          はじめまして、スバルです。 公認会計士・税理士として活動しています。 在学中に公認会計士試験に合格、10年ほど大手監査法人に勤め、2年前に退職、独立開業しました。 いつかは独立開業してみたいと思い、会計士の資格を取り、今の働き方を選択しました。同じ思いを持った会計士、数多おられるでしょう。 資格を持った上での独立なので、きっと恵まれています。 ある意味、救命胴衣を(多少なりとも)身に着けた上での独立でもあり。 それでも、船出を躊躇う会計士さんはたくさんいます。 当の私も