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【会計士の生態①】会計士になるには?学部選び

こんにちは、会計士スバルです。

世間はそろそろ受験シーズンですね。会計士試験は、最終試験が夏なので大分先なのですが。
今日は実質note投稿第1弾!ということで、【会計士の生態編】「会計士になるにはどの学部が良い?」について書いてみたいと思います。

監査法人時代には採用活動も携わりました。
その時の生の声、私の感想も交えて書いてみます。
読者のみなさん、周りに会計士に興味がある皆さんの少しでもお役に立てられればと思います。


出身が多い学部とは?

会計士になるための学部選び、有利不利については、多くのサイトで書かれています。
例えば次のようなサイトで。
我々会計士の自主規制機関である「日本公認会計士協会」でも紹介されています。

数字を扱う仕事というのもあり、経済学部、経営学部、商学部系が多いとなっています。
実際にこれは正しいと思います。
私の周りを見ても、直感的に少なくとも半数以上はこれです。
私もそうです(笑)

高校時代に会計士(もしくは税理士)を目指そうとしていた人は、ほとんどが経済系の学部に入っていると思われます。
それが証拠か、大学生(22歳前後)で会計士業界に入ってくる人の大半は経済系の学部です。
また、高校時代は意識していなかったけど、経済系の学部に入ったから結果会計士税理士を目指した、という人もいます。

次に多いなと思うのは・・・正直明確にありません。
強いて言うなら、法学部系、工学部系が並ぶイメージです。
法学部系が明らかに2番手とは思いません。
(私が非首都圏で活動しているからかもしれませんが)

「経済学部系が半数以上、その他学部は大きな分布差なし」
といった印象です。


有利不利はあるか?

結論から書きますと、受験にも就職(監査法人就職を想定)にも有利不利はありません。
医者なら医学部、弁護士なら法学部、でしょうが、会計士にはそれがありません。

経済系の学部だと受験科目との関連性がある、というくらいで正直大した話ではありません。
自然と馴染みが増す、会計士を目指す友人が増える、くらいはありますが、少なくとも学習上の不利はないと断言します。
私も受験始めるまでは簿記のボの字も知らなかったですし、受験において経済学部が有利に働いたとは感じません。

旧試験(といっても2005年以前なので、もはや20年前・・・)時代には、経済学か民法が必須だったので、経済系もしくは法学系の学部の方が多少有利なのかな・・・と思われなくはないですが、今やこの2つのどちらも選択しなくてもOKになっていますので、この点からも不利は格段に小さいです。

一方の就職ですが、これまた有利不利はありません。
採用側の立場にも立っていましたが、学部については判断軸はおろか、考慮にすら入っていませんでした。

実務についてからも有利不利はありません。
基礎知識は合格により一定レベル満たしたためです。
流石に、数字を見るのも四則演算も大嫌い、という人は会計士には向かないと思いますし、受験そのものがキツいと思います。


ということで、会計士になるには「どこの学部でもOK!!」になります。
世間で言う以上に有利不利は全然ない!

参考になれば幸いです。

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