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物流博物館に行って学びになったこと箇条書き


所在地
〒108-0074 東京都港区高輪4-7-15
開館時間
午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
休館日
毎週月曜日及び毎月第4火曜日(但しこれらが祝日・振替休日の場合は、その翌日)、祝日の翌日
入館料
一般200円、65歳以上100円、中学生以下無料


奈良時代は場所によって収める税としての品目が違かった
神津島は黒曜石の産地
駅伝と物流の関係
源頼朝が鎌倉京都間は7日で行脚するよう設定した
飛鳥時代に駅伝制始め、東海道東山道を設備、一回平安時代に崩壊する
鎌倉時代に東海道の駅伝制整う
江戸時代に東海道に次いで中山道、日光道、奥州道中、甲州道中設ける
江戸時代に東廻り航路西廻り航路確立
鉄道貨物は新橋横浜、新橋神戸が全通し、最初の私鉄である日本鉄道会社が上野青森を全通
自宅まで集配に向かう宅配は1935年スタート
日通は半官半民企業
九州本州つなぐトンネルは1958年開通

品川は井戸掘っても塩水しか出ないので北品川の方で水汲んで配ってた
江戸京都を2日半で走ってた職業があった
東海道では品川、駿府、草津(滋賀)に荷物の重さ検査があった
馬は150kgくらいまで荷物運んだ
明治時代までの馬は蹄鉄が普及するまでわらじ履いていた
馬が江戸の街中で貨物車をひいたのは明治以降、それまで荷物を引いたのは牛だった

1872年、新橋横浜間は53分で行けるようになった
イギリス製の貨車で生糸や漆器など積んでた
米俵は一個60キロ。フォークリフトできるまではこれを人が上げ下げしてた
東海道経由のトラックが圧倒的に多い、太平洋側の都市(和歌山は通らず、名古屋から大阪行っちゃう)通って鹿児島まで行けちゃうから多くなるのかな

船での東北から江戸までの荷物は房総半島をぐるっと回っていたものを江戸時代に銚子から利根川、江戸川経由で江戸に行けるようにした→佐原土浦木下流山など栄えるきっかけ??
大量輸送ができた水運の時代は河岸の街が賑わった
大型の船だと馬の1000倍の150トン荷物を運べた
大坂江戸間は船で2週間から1ヶ月かかった
大坂から浦賀まで最速で50時間の記録がある

江戸の街では荷車の使用制限があったが牛に乗せて運ぶのはオケだったので牛車の町があった。現在の泉岳寺付近
牛車は幕府大名の建設工事や神田明神などの山車の牽引もやった

五街道の宿場には一定数の馬や人足の用意が義務付けられていた
宿場ごとに人と馬を入れ換えてリレー方式で荷物を運んだ。交代の場所を問屋場という。世襲が多い
人は1人18.7キロまでの荷物運ぶのが認められた
東の比叡山は上野寛永寺
幕府が全国を支配するには通信網の整備が欠かせなかったので、幕府からの公文書などは優先的に運ばれた
宿場ごとに手数料取られるから出来るだけ水運がよかった

馬、船から鉄道になったのが運送業界にとってデカいできごと
小運送業は事業を始めやすかったので、鉄道輸送ができると事業者が乱立し混乱が起きた。これを解決しようと半官半民の日通ができて、運送業の統合を図った
瓶の梱包は藁を使ってた、戦前戦後までは藁がプチプチ代わりだった
1935年に初めて本格的にコンテナ輸送するようになった
汐留は東海道使った貨物列車の発着の入り口
昭和30年くらいから段ボールプラスチックでの梱包がはじまった、それまでは藁や樽など植物を使った梱包ばかりだった

木炭や薪からガスを作って走る代燃車というものがあった、いわゆる木炭自動車
ガソリン車の4割くらいしかパワーなかった

31人に1人が物流産業で働いている、224万人
輸送量の割合はトラック51%、海運43%、鉄道、航空と続く
→物流の面で電気自動車が主役になるのはまだ先になりそう
物流は、輸送、荷役、伝達、加工、保管、包装の6つの重要な仕事で成り立っている
受注センターで受信し物流センターに伝達、物流センターで包装保管配送
よくみる赤茶色の鉄道コンテナは5トンコンテナという
トラックは1台15トンくらいが限界
ヤマト集配車→1700キロまで
佐川トラック→3000キロまで
西濃中型トラック→2850キロまで
日通大型トラック→13トンまで

1974年宅配便誕生 電話で集荷翌日配達
1986年代引き誕生
1997年楽天サービス開始
1998年時間指定サービス開始
1999年Yahoo! JAPAN
2000年Amazon日本進出
2009年Amazon当日配達開始
2010年ネット通販者が増え始める

集配からお届けまでの流れ
集配車で個人宅やコンビニで集配→営業所→近くのトラックターミナルで宅配物を行き先別に仕分け→目的地周辺のトラックターミナルで細かい行き先別に仕分け→営業所→届け先

Amazon
棚を乗せて担当者のところまて自動で動くロボットが物流センターにある→AWSの源??

アスクル 
コンベヤーで流れてくるコンテナに人が商品を入れ、梱包する
フォークリフトめちゃ革命的
包装、加工は手作業

物流コスト値段の5%
輸送費保管費包装費など
航空輸送は生鮮食品輸送みたいなのに便利
カンボジアに服の原料が集められ、ベトナムで生産された服を管理するなど国ごとで分業してるパターンもある
地震で港のコンテナがボロボロになって物流止まるということがある

韓国のHMM社のコンテナ船が世界最大
韓国は釜山にオフィス家具を部品集めから組み立て、保管まで扱う物流拠点センターを国家戦略でつくった
保管費用がないので韓国から輸入した方がやすくなる

コンテナ取扱数トップ3
上海シンガポール寧波

空港貨物取扱量トップ3
香港空港メンフィス空港上海空港
10位成田

日本の貿易額一位港&空港は名古屋港と成田空港
中国は8港1空港主要なのある

輸出入総額の3分の1を中国アメリカが占める

上海ドバイシンガポール深圳台湾オランダが取扱数多い港
空港はメンフィス、アンカレッジ香港

物流拠点国として地位を確立してる国→台湾韓国シンガポールドバイカタールオランダドイツ


感想
テキスト多めで40分くらいの映像もあったりで3時間でも全然足りない量の展示があってとても充実していた。
商船三井、日本郵船、ANAなどこの博物館には協賛会社が多くて物流は横のつながりがとても多い業界なんだなと改めて感じた

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