2022年もありがとうございました

いつもnoteを読んでくださり、ありがとうございます。noteを使い始めて、3回目の大晦日がやって参りました。

もう3年も書いてるんだ……となんだか感慨深いです。
主にピアニストの角野隼斗(かてぃん)さんについて書く場所として運用してきて、去年までは本当に純度100%の勢いで角野角野角野……だったのですけど、今年になって少しだけ変化がありました。(去年もショパコンのことは書いていますが、動機が角野さんでしたので笑)

というわけで、今年、私のnoteにどんな変化があったかを含めて振り返ってみようかな、と思った次第です。

基本は角野隼斗

変化があったといっても、基本的には角野隼斗がメインです笑
今年書いた41記事のうち、19本が角野隼斗。
(最多20本のピティナ記事に登場するものをいれたら過半数を超えます笑)

その中で最も多く反応をいただけたのが、フジロック出演時の記事でした。

これは、配信リアタイのあと、深夜のアーカイブで誰を見ようか、はたまたもう寝ようかという方々に向けて、角野隼斗を見といたほうがいいよ!寝たら後悔するよ!という気持ちに突き(憑き)動かされ、公演後数時間で公開したものです。居ても立っても居られないって、この時の気持ちを表すためにある言葉だと思いました。書くしかない、今しかない、って、まるで自分じゃない何か、誰かが書くことを決めているみたいな状態で、書きあがるまでの約3時間、記憶があまりありません笑。

記事の拡散も結構あり、特に、フジロックで初めて角野隼斗と出会った音楽ファンの方々に見つけていただけたような感触もあり、角野隼斗ってどんな人?と、プロフィールだけでは語り切れない、ファン目線での彼の良さやオモシロサを少しは伝えることができたかな、と。

フジロックで初めて角野隼斗と出会った音楽ファンの方の記事にもリンクしていただけました。この記事が本当にアツいので、まだご覧になっていない方はぜひ読んで欲しいです。

それから、この時のSNSやnoteでの盛り上がりについて、運営のN.Sさんが公式記事で触れてくださっていたのも、ファンのひとりとして深い感動がありました。

ここでN.S.さんが『予感』と書いているのを読んだとき、上に書いた「まるで自分じゃない何かが書くことを決めているみたいな状態」が腑に落ちましたね。あの時、多くの人が同じ気持ちだったんだろうなと。きっとこんなの一生に何度もあるわけじゃない、神がかったムーブメントにファンとして参加できたこと。本当に宝物です。角野隼斗と同じ時代に生きているって、本当にスゴイ。


そしてもうひとつ。コチラは、角野隼斗関連記事の中で最もアクセスが多かった記事です。ショパンのコンチェルト動画が公開された時の心境などを綴ってあります。

記事を書いてTwitterに投稿したとき、マネージャーの小針さんから反応がありました。内容的に、運営の皆さまへの感謝や敬意を書き残したい思いも大きかったので、それが届いたことが本当に嬉しかったです。小針さんとは8月、9月と移動先で偶然お会いできたのですが、かなり舞い上がって挙動不審だったので、文章で伝えられて本当にヨカッタ。あのままじゃタダの不審者だったと思うので笑

なんというか、いいねもらえた時の嬉しさって、単なる自己顕示欲の満足感じゃないんですよね。届けたい人に届いて喜んでもらえるのって、本当に嬉しいです。かてぃんさんや関係者の方々はもちろん、自分と同じファンの方々にも。
書きたいことを書きたいように書いてもいるけれど、やっぱり文章は読んだ人のものでもあると思うから、読んだ人にとって、読んで良かったと思うものであるといいなと。そんなことを思いながら書いています。

あとこれは後日談的ヨコ話ですが、かてぃんさんがYouTubeのホーム最上部に置いている『Chopin Competition』のリストにコンチェルトを加えていました。リストのタイトルを『Chopin』に替えたのを見つけて、それも嬉しかったです。
文中で「角野隼斗は、この日の続きを見せると宣言した。そう感じた」と書いたけれど、『Chopin Competition』の続き=ファイナルの代わり、ではないとも確信していたので、1年何もせず立ち止まっていたわけではない、歩みを止めなかったことを含めた続きとしての、『角野隼斗のChopin』なんだという感じが好きです。(かてぃんさん的には事実としてChopin Competitionではないからってシンプルな理由かもですが笑)

https://www.youtube.com/chopin8810

記事を読んで、ほかの記事も読んでみようかな?と思ってくださった方は、こちらのマガジンから読み始めていただくのがオススメです。

もし、全部読もうじゃないか、というお方がいらっしゃいましたら、こっちのマガジンです。(70本近くあります……)


ピティナ特級公式レポート

マガジンの収録本数でいうと20本、かてぃんさんの関連記事数を超えて最多なのがコチラでした。なんと、かてぃんさんを世に送り出すきっかけとなったコンクールの公式レポーターになれたんです。

募集があるのを締切の数日前に知り、はじめは「書きたいけどピアノ弾けないし、かてぃんファンとかウザがられるよなぁ……」と応募しないつもりでいたのですが、直前に勢いで応募しました。

動機の成分はピアノやコンクールをもっと知りたい!間近で応援したい!飯田さんのアドヴァイスほしい!小説のネタになることが知れるかも!みたいな感じで、実際かてぃんさんがどうこう、はそんなに大きくなかったのです。(聖地!って気持ちはもちろんありました)
だから自分が遠慮している理由で受かるか落ちるかは、応募した文章からピティナさんが判断することだと、思ったんですよね。もし自分が応募しないで、同じ属性の人が受かって公式レポすることになったら絶対悔しいと思ったし(応募しての結果なら実力不足なのでいいんですよ!)
結果、マイナスに思っていた属性に興味を持って受け入れていただけたのは、驚きでしたし本当に幸運でした。

もともと、かてぃんさんの記事を書く=実在の人物について触れるのだから迂闊なことをしてはいけない、というある種の縛りは自分の中に存在してはいるのですが、『公式』として書くことの責任の重さを改めて感じました。(それでも一般募集の素人なので本物のプロライターさんの重責とは性質が違いますが)

リアルタイムで審査が進む中で書くというのも大変でしたが、貴重な経験でした。現地に赴き舞台裏をレポートできたことも、若い音楽家の皆さんを応援する気持ちにも大きく影響したし、クラシック音楽に対しての気持ちも大きく変化したし(行かないつもりだった飯森範親Mo.のアデス買ってしまったし笑)、小説を書く上でも、すごくすごく貴重でした。

一緒に選ばれた方々の記事も様々な視点から書かれていて、知識面の至らなさ含め、ものすごく勉強になったし、良い刺激をたくさんいただけました。
来年もやりたいなぁ。やれるといいなぁ。

公式全ての記録はコチラ。


noteに小説を初投稿

いちばん最初にnoteを知って登録したときは、小説の創作にまつわることを書いて運用する予定でした。
でも、noteはページが増えすぎると見づらくなる仕様だと感じ、投稿頻度の高くないものはなんだろうと悩んだ結果、何も書くことなく時が過ぎ……。今年も終わるころになって、ようやく小説家のアカウントっぽい投稿と相成りました次第でございます。

この小説は公募に出したものでしたが、選考経過で落選を知ったので公開することにしました。

出したそのままを載せているので、読み返すと文字数制限のタイトさや、整った文で情報を過不足なく書くことの難しさを痛感しますね。でもこの、ちょっとズレた恋愛観と距離感を書いてみたかったので、お気にいりの短編小説です。

ちなみに、お気付きの方もあるかと思いますが、行きたくて行けなかった調布音楽祭のTシャツ(画像)が当選したので、着ながらウッキウキで書いてました笑
深大寺の古楽器コンサート、生で聴いてみたいなぁ……。

来年はnoteにも少し小説を投稿したいな、と思っています。


今年のできごと

noteでの活動ではないのですが、今年、久々に「受賞」という喜ばしい出来事がありました。コ口ナ禍でぜんぜん書ける時間がとれなくて、今年応募できたのは上記の落選作と合わせて2作だけ。そのうちのひとつが形になったというのは書けずに少し下がっていたモチベUPにも繋がりました。

『ストーリービジュアルBOOK 梶原岳人』

ピティナと同じくらいの締切数日前にコンテストを知り、かてぃんさんがレギュラーやっているMBSなら出すしかない!とギリギリに応募→受賞!

ボイスドラマ化、ビジュアル化、といった夢のメディアミックス状態で、梶原さんのラジオ特番、HMVなどでの特大展開キャンペーンなどなど、大規模な企画に原作として携わることができ、本当に光栄でした。自分の単著だったらまずあり得ないレベル笑
しかも、自身として初の商業作品でもあったので、少しずつでも前進できているなぁと、喜びマシマシです。



2023年もnoteと寿すばるを、どうぞよろしくお願いいたします!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?