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もう一度、副腎疲労について学んでみよう 後編
後編は、副腎疲労ケアを中心にお話していきます。
前編から読んでくださいね。
1.副腎疲労ケア4つのポイント
副腎疲労(HPA軸機能障害)は、長い年月の間にあらゆる心理的ストレス、身体的ストレスによってその機能を失ってしまうのです。
ついこの間まで、バリバリ元気に働いていたのに、急に起き上がれなくなった・・・。
身体の疲れが取れない・・・。
重症の症状ですと、うつ病等と診断されてしまいます。
そのような場合は、生化学検査に通じる専門医に相談してみるのが良いかもしれません。
原因は人それぞれですが、体内の重金属の蓄積や腸環境に原因があるかもしれません。
ここでは、副腎疲労、自分で出来るケアをお伝えします。
副腎疲労ケア、それはあらゆるストレスケアに繋がります。
簡単にですが、「副腎疲労ケア4つのポイント」をご説明します。
①炎症をなくす
副腎から分泌されるコルチゾールは炎症を抑える働きがあります。身体の炎症は捻挫して腫れたりと分かりやすい炎症もあれば、副鼻腔炎、上咽頭炎、歯周病、腸内環境の悪化による炎症等、慢性化して何年も放置されている炎症があります。
これらの炎症を抑える為にコルチゾールが日々消耗されているのです。身体としてはこれらがストレスとなって蓄積していきます。
まずは医療機関を受診して、身体の中から炎症をなくすことから始めましょう。
②血糖値のコントロール
コルチゾールは血糖値を上昇させる働きがあります。
食事による血糖値の乱降下で、急激に血糖値が下がった時に副腎から分泌されるのが、コルチゾールやアドレナリン等のホルモンです。これらのホルモンは血糖値を上昇させる働きがあります。これらのホルモンの消耗を抑えるには、血糖値のコントロールが大切となります。
副腎疲労の第三ステージ「疲弊期」には、極度の糖質制限はお勧めしません。
③ストレスコントロール
これが一番難しい所だと思います。
そもそも副腎疲労になる方は、本来まじめで、頑張り屋さんのタイプです。
1人で責任や仕事を抱え込んでしまいます。
ストレスコントロールについては、後ほど「エネルギー泥棒」の所で詳しくお伝えします。
④十分な睡眠
個人差があるので、何時間以上寝ればOK!という話ではありません。
睡眠の質も大事です。
寝ても疲れが取れないのは、上記①~③の状況を改善してみてください。
2.あなたのエネルギー泥棒を探せ!
あなたの周りにも、あなたのエネルギーを消耗するエネルギー泥棒はいませんか?
例えば、嫌いな上司や、働かない同僚なんか一緒にいるとイライラしたりしますよね?
あとは、実はあなたの愛する人(パートナーや子供、両親、仲の良い友人)などもあなたのエネルギー泥棒となる事があります。
相手の言動や態度などに反応して、あなたの感情を消耗してしまうことはないでしょうか?
まずは、誰が、どんなもの事があなたのエネルギーを消耗しますか?
それを紙に書き出すことから始めて、認識してください。
例えば私だったら、
重い荷物を持つ
足に合わない靴を履く
等もエネルギー消耗します。
ここでは「自分に出来る3つのこと」をお伝えします。
紙に書いて見える所に貼っておいてもいいかも知れません。
エネルギーを消耗しそうな時に、見て気付いて下さい。
自分に出来る3つのこと
1.状況を変えることができる。
2.状況に合わせて自分を変えることができる。
3.状況から離れることができる。
まず3番が、一番簡単に出来そうなことです。一番に気づいて下さい。
これは、「逃げ」ではないと思っています。一旦状況から離れて俯瞰してみることで、
違う見方や対応が出来ることが多いと思います。
3.副腎疲労は原因ではなく「結果」です。
私自身の話をします。
私は恐らく35歳位から副腎疲労の症状に苦しんできました。
思い起こせば、31~32歳ぐらいの頃がステージ2(抵抗期)だったのではないかと推測しています。その頃は仕事も忙しく遅くまで働いていたけど、それなりにやりがいもあってやる気に満ちていた頃です。でも感情の起伏も非常に激しかったのを覚えています。恐らく私の副腎は、コルチゾールやアドレナリンをバンバン分泌していたのでしょう。
35歳ころからか、どうにも朝の通勤電車に乗るのが非常に辛かった時期でした。
寝ても寝ても寝足りないし、とにかく疲れやすかったのを覚えています。
そんな状況でも、趣味のマラソンなんかよく走ってたなぁと、今思えば反省です。
私が副腎疲労という言葉を知ったのは、分子栄養学を学んでからでした。
唾液コルチゾール検査をして、結果はやはり基準値よりも低かったです。
私の副腎疲労の原因は血糖値コントロールが悪かったからだと思っています。
その頃は「夜間低血糖」も起こしていて、睡眠の質もよくありませんでした。
どうにかこうにか血糖値コントロールができるようになり、今は睡眠も副腎疲労の症状もだいぶ良くなってきました。
副腎疲労は原因ではなく「結果」です。
これは私が学んだ分子栄養学実践講座の講師の宮澤先生がおっしゃっていた言葉です。
私の場合は長年の低血糖症を放置したために、結果として副腎疲労になったというわけです。
人によっては、慢性炎症によって、副腎疲労になる方も、慢性的な心理ストレスでなる方もいらっしゃいます。
何事も根本原因を知って、そこから取り除くことが実は回復の一番早い方法だと思います。
その為に、自分の身体を知ることがとても大切です。
本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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