すあま∞

ASDの娘と、グレーな息子のかあさんしてます。中学校の教員をしてましてが、なんやかんや…

すあま∞

ASDの娘と、グレーな息子のかあさんしてます。中学校の教員をしてましてが、なんやかんやあって辞めました。

最近の記事

不如意

こんにちは。時は2月上旬、入学試験や国家試験、教習所も混んできました。「もうすぐ季節が変わるよ」とどこからか 誰からか言われているような、ソワソワした気持ちになるものです。 さて、タイトルの「不如意」。テキトー勉強マンだった私でも覚えている日本史のエピソードで、白河天皇がのこした言葉です。「鴨川の水、賽の目(双六の)、僧兵は、意のままにならない、どうなるかわからない(=不如意)」という内容で、天下三不如意(ふにょい)などとも言われています。 まさに自分の気持ち云々で

    • ライフイベント重なりすぎ問題

      2023年、今年もよろしくお願いします。新年になって10日も過ぎてしまったけれど。 実はこの記事、去年の11月には下書き保存されてたんです。その時は「なんか今の私が書くには重い…」と温めすぎてしまいました。 誕生日と命日と うちの上の子が私のお腹にいる時に、母が亡くなりました。ぶっちゃけよく衝突?摩擦?よくぶつかる母娘でした。手遅れの膵臓癌が見つかって、私は「里帰り出産は無理」「冥土の土産に顔みせてやりたい」なんていう私、姉、そして母の気持ちの狭間で揺れていました。

      • タイミング

        「タイミング悪いんだよ!!」 これは冗談めかして、又はシリアスな場面でしばしば言われてきた言葉。タイミングというか間が悪いのは確か。最近そのことについての気づきがあった。 5年くらい前に鬱の診断が出て…と言うより心身共に限界で白旗を揚げて職場(中学校)を去った。そしてメンクリ通いの中で自分の自閉症スペクトラム傾向に気がついた、ということだ。 「自閉スペクトラム症(ASD)」は、コミュニケーション・対人関係の困難とともに、強いこだわり・限られた興味を持つという特徴がある発

        • 親切な人②

          どうも、すあまでございます。 学生時代に出会った親切な人。お二方めは、地元のタクシー運転手さん。 当時、東北新幹線と地下鉄を使えば都内にアパートを借りるより安い、という理由で実家から大学に通っていた。 実際に一人暮らしをするのはもう少し先のことになるのだが、20歳を過ぎていた私は『友だちとたまに飲みに行く』のが精一杯の遊びだった。 その日も友だちと居酒屋やらカラオケやら楽しい時間を過ごした。あとちょっと、あとちょっとだけ…とおいとまする時間を先延ばしにしていたが、いよいよ

          親切な人①

          こんにちは、すあまです。 ここから2本、学生時代に出会った「親切な人」との出会いを記そうと思います。あれ?常体から敬体に変わった?ちっちゃい事は気にすんなって。 ブラックなアルバイト 学生時代、「単発1日限り!」みたいなバイトを探して、フリーペーパーを手に取った。『市場調査。アンケートをとる簡単なお仕事!』に食いついてしまった私。絶対今なら避けるけれど、貧乏学生は背に腹はかえられなかったのです。 名ばかりの面接を受けたら、地図と名簿と謝礼の入った紙袋を渡されて…『市場調査

          親切な人①

          ピカピカの1年生

          どうも、すあまでございます。 先日、はじめてのnoteで「出会い運」について大風呂敷を広げた私。最近まで「最悪の思い出」だったけれど、ふと「あれ…めちゃくちゃツイてた?」というおめでたい変換を果たした思い出である。ちなみに、鬱抜けのための「認知行動療法」に何かをプラスした(勉強しろ)『スキーマ療法』に取り組む中で、とにかく小さい頃からの思い出をほじくり返す作業のなかで発掘されたものだ。 タイトルにある通り、その時私はピカピカの小学1年生。赤いランドセルで初めて集団登校で歩

          ピカピカの1年生

          はじめてはいつだって

          note。オトモダチや知人、相互フォロワーさん、はたまた雲の上の存在の方も記事を上梓している。だからという訳ではないが、「やってみたいな」とは思っていた。 なんなら、「やってみること」への憧れさえ抱いて、もう何年も経っていた。思春期の子どもが『いまやるー』『やろうと思ってんだよー』と口を尖らせるが如く。 で、今まさに「noteはじめました」的文章を書いているわけだが、正直 何書けばいい?と頭の中もまとまっていない。うん、たぶんビビってる。 だからとりあえず私が何者か書く

          はじめてはいつだって