ピカピカの1年生

どうも、すあまでございます。
先日、はじめてのnoteで「出会い運」について大風呂敷を広げた私。最近まで「最悪の思い出」だったけれど、ふと「あれ…めちゃくちゃツイてた?」というおめでたい変換を果たした思い出である。ちなみに、鬱抜けのための「認知行動療法」に何かをプラスした(勉強しろ)『スキーマ療法』に取り組む中で、とにかく小さい頃からの思い出をほじくり返す作業のなかで発掘されたものだ。

 タイトルにある通り、その時私はピカピカの小学1年生。赤いランドセルで初めて集団登校で歩いて学校へ。そしてさぁ帰ろうというとき。


帰り道がわからない!!

という由々しき事態が起きていた。事の重大さにうっすら気がついていたけど、とりあえず担任の先生のもとへ行けばいいか?と付いて行った。来た道とは真逆の方向の門だった。※下校時の女児連れ去り事件以降、今でこそ集団下校が当たり前の地域だが、当時はどフリー下校。違和感を感じつつ知らない門を出る。

異変に自分も周囲も気がつくまで

なかなか知ってる風景に出会わない。周りを歩いていた小学生の姿もだんだん少なくなってくる。ここはよく覚えていないが、たぶん同じ道をぐるぐる回ったり行ったり来たりしていたのだろう。そこで、

『どうしたの?おうちに帰れないの?』

声をかけてくれたのは初老の女性だった気がする。6つ上の姉がいたからか、私は町内会の名前や〇丁目、生活圏のスーパーの名前などが言えた。女性は車に乗せて送り届けてくれた。

「ここを曲がります」「この辺です」と一丁前にナビをしたら、半泣きで自転車を漕ぎ出そうとする母と会えた。家に帰れたのだ。

 よかった…の?

助けて頂いてナンだが、本来なら迷子の私は学校に届けられ、そこから電話などで連絡をとられるのがスジだろう。そして、母よ。私は歩いて帰ってくる術を知らなかったのだよ。練習しなかったんかい。…※この母と私については『いろいろあった』ので後述するネタに事欠かない。to be continuedだよオッカサン。

とどのつまり、送ってくれた人が超善人だった

それに尽きる!!運がいいわ〜私!!!

そんなわけで。また!

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