いつでも葛藤

そう、いつでも葛藤してる。
自分の言ったことに「あ、もしかしてこんな風に感じることあるかな?」とか変に心配する。

この「心配する」って性格は、ばあちゃん譲り。
小学生の頃、塾の近くにじいちゃんばあちゃんちが
近いから、よく帰りに寄ってごはん食べてから
帰宅してた。
毎回、帰る時は「家着いたら電話するんだよ」が
お決まりのセリフ。
「毎度ありがとうございました。またのお越しを
お待ちしております」ってお店から出る時に
どこからともなく聞こえてくるアナウンスのように
口酸っぱく言われてた。

案の定、忘れてるからばあちゃんから電話かかってきて
わざわざわたしの声を聞きたいと受話器をもらう。
「あー帰ってたんだね。電話してね」と安心した
声が向こうから聞こえてくる。

この時は「ばあちゃんまたかぁ…いいじゃん」なんて
心の中は思ってたけど、あれから数十年経って
大好きなばあちゃんもじいちゃんも亡くなり
いい大人になった今となっては、たくさん愛情を
かけてくれていたのだと思える。

なんでもない日常をこの「愛情」と「安心感」で
満たしてくれてた2人に感謝。

そんなわたしは来月頃には結婚する。

子どもの頃にたくさんの愛情を注いでくれていた
じいちゃんばあちゃんのようになりたいと思う。


…あれ。心配な性格の話はどこいった?

こうしてわたしの話は少しずつズレてゆく。


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