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ポピュリズムって何?


「ポピュリズムって食えんの?」

「パフュームの曲でしょ?」

と、タイトルを見て思った方はぜひ読んでいってくださいね。

 ポピュリズムは食えませんし、パフュームの曲でもないですよ〜(それはポリリズムだ!)ポピュリズムとは政治的なスタンスのことで、◯◯主義とかそんなお話です。

 なぜ無教養人の僕がそんなことに興味を持ったかというと、政治に関心を持つようになってからポピュリズムを知り、世界中(特にヨーロッパ)で勢いがある、いや、もっとフランクに言うと流行ってるというのです。

 世間から出遅れまくってる無教養人がそんな世界で流行ってるポピュリズムに乗っかればちょっとイケてる!?と勘違いを起こしたことがきっかけで、ポピュリズムについて知りたくなりました。

 今回はそんなイケてる(?)ポピュリズムについてわかったことを共有させてもらおうと思います。

■ポピュリズムとは


 日本語では「大衆迎合主義」と言います。他にも言い方があるみたいですが、メディアは一貫してポピュリズムを使っていますね。個人的にも言いづらいしわかりづらいのでスマートなポピュリズムの呼び方に賛成です。

 さて、そのポピュリズムがどんなものかというと、まずは次のようなイメージをしてみてください。

魅力的なデカい旗を掲げて「オレについてこーい!」と叫ぶ政治家のリーダーと、それについていくたくさんの人々。

※旗には「政策」や「市民の声」などが書かれています。

 なんとなくフランスの市民革命を描いた絵を思い浮かべた方もいらっしゃるのではないでしょうか。はたまた、昨今の政治家ですか?

そんなイメージを元に、簡単にポピュリズムの特徴などを挙げてみました。


【ポピュリズムの特徴】

①主張の中心に国民を置いている
②既存の政治やエリート批判
③カリスマ的リーダーがいる


▶︎ポピュリズムの良いところ

①政治から排除されてきた人々の政治参加を促す
②政治的な革新が可能となる
③重要な課題を経済や司法の場に任せるのではなく、政治の主体である国民に戻す


▶︎ポピュリズムの悪いところ

①国民の意思を重視する一方で、政権が暴走しないための仕組みが軽視される
②敵と味方を区別する傾向が強く、政治的な対立や争いが悪化する
③独裁政治が生まれる可能性

いかがでしょうか。次にどんな政党や政治家がポピュリズムと考えられるのか具体例を見てみます。

【ポピュリズムはこんな人たち】

▶︎元大阪府知事で弁護士の橋下徹 氏(政治家時代)
▶︎れいわ新選組代表、山本太郎 氏
▶︎トランプ大統領(アメリカ)
▶ムンジェイン大統領(韓国)

その他、ついこの間(1月31日)にイギリスがEUを離脱しましたが、ここに至る動きにもポピュリズムが関係していました。

■「ポピュリズムどう思う?」

 
 以上のように、ポピュリズムには良い面と悪い面があることがわかりました。

 新聞や雑誌などを読んでいると、ポピュリズムを懸念する声の方が多いように思いますが、マイナス面ばかりでなく、プラス面にも注目する必要があると考えています。例えば、それまで政治に関心がなかった人々の政治参加を促す効果。日本が民主主義の形をとっている以上、1人でも多くの人が政治に参加することは良いことだと思います。

 問題は政治に参加したその先で、カリスマ的リーダーに盲目的についていくのではなく、視野を広げて色々な政党や政治家の声を聞き、1番良いものはどれだろうと比較することが大切だと考えています。その上でそのリーダーが選ばれるのであれば、本物かもしれませんね。

 そのためには教養が必要で…おや、昨日の話とつながってきましたよ!?笑

ということで、昨日の話がまだの方はこちらをご覧ください💁‍♂️

 もっとフランクな感じで書きたかったのですが、政治がテーマとなると難しいですね。悪あがきで最後にふざけてみます(笑)せっかくなのでこんな軟派な使い方をしてみてはいかがでしょうか。友人や職場の人に「ポピュリズムについてどう思う?」と切り出してみましょう。そんな話を切り出すあなたはきっとカッコイイ(笑)

■あとがき

 昨日の記事【なぜ僕は教養がないのか考えてみた】にて、ポピュリズムにふれたことから書きました。いつも別の記事で詳しく書くと言って書かないので有言実行してみました(笑)

■参考資料

▶『ポピュリズムとは何か』著者:水島治郎 氏
▶産経新聞4月12日~特集「第4部 ポピュリズムの脅威」


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