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女だから、女だけ、なのか #190817

朝ドラ「なつぞら」で、主人公のなつが産休明けに正社員として復帰することを勝ちとった。その時代にはきっと、大きな闘いで革新的な結果だろう。

樋口一葉も、そんな戦さを仕掛けたのだろう。

今日、ある会社の面接に育休を取れずに会社を辞めた男性がいらっしゃった。「女性なら産休・育休は当たり前に取れるんですが、男性はまだ取りにくくて」と。そういう事実もあるんだ。

内閣府男女共同参画局によると、2018年の男性の育休取得率は5.14%。「育児休業を利用したかったが利用できなかった人の割合は3割にものぼ」る、とある。http://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2018/201806/201806_02.html

振り返ると、男女の壁を感じにくくなったのは今の会社(株式会社ワンピース)に入ってからだなあと思う。9割くらいのメンバーが女性にも関わらず、男女によって何か変わるということを感じたことがほとんどなかったからだ。

働き方にしても、休暇にしても、本人がこうしたいと言えば、チームでどうするかを考えた。そして自分たちで決めたことを実行して、途中でうまくいかなければ調整をした。
そこに、女だから、男だから、という話は一切なかった。

あたりまえだと思っていたけれど、あたりまえではなかった。有難いと思うと同時に、あたりまえにしていくにはどうしたらいいかなと考える。

「あなただから」に、していきたいなあ。


サポートいただき、ありがとうございます! 有料noteを読んで、学びにして、また書きたいと思っています。