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【先輩インタビュー Vol.4】株式会社ソフトクリエイトホールディングス 堤 怜央さん(2021年卒)

埼玉大学を卒業し社会で活躍する先輩にインタビューする企画「先輩インタビュー」シリーズの第4弾は、2021年に埼玉大学経済学部を卒業された堤 怜央さんにYouth Buddyの大平と嶋田がインタビューしました。


プロフィール

堤 怜央さん Reo Tsutsumi | プロフィール
株式会社ソフトクリエイトホールディングス新卒採用担当
2021年3月、埼玉大学経済学部卒業
◆大学時代
勉強、サークル、バイトに取り組む普通の大学生。授業には熱心に取り組んだ。(GPA3.4、学年で300人中10位)
ゼミでは朴英元先生のゼミに所属し、デジタルマーケティングや国際経営について学んだ。卒論のテーマは「スポーツ観戦に関する分析」。
◆社会人になってから
新卒1年目から採用担当。会社説明会やインターンシップ、大学訪問など、様々な業務を担当。埼玉大学でも基盤科目の講義に登壇するなど、深く関わっている。

いろいろなことを調べて、選択肢を広げる

ー 埼玉大学ではどの学部・学科に所属していましたか?
経済学部・経済学科に所属していました。
国際ビジネスと社会発展メジャーを専攻していて、国際経営やマーケティングについて学んでいました。

― 課外活動やアルバイトは何をしていましたか?
課外活動としてはサッカーサークルに所属し、アルバイトは南与野の日高屋で働いていました。
 
― アルバイトをしていて、メリットはありましたか?
社会では、同世代に限らず様々な世代の方との関わりがあります。私の場合はアルバイトの中で、様々な世代の方との関わりを経験することができました。そのようなアルバイトをしてみるのも良いと思います。

2020年卒業の堤怜央さん

“クリエイティブな仕事”ができ“働きやすい”業界

― 就職活動を始めてから、これまでの経緯について教えてください。
大学3年生の夏に就職活動を始め、その時に現在の会社も含め、様々な会社のインターンシップに行きました。そのインターンシップの流れがあり、3年生の1月頃には、就職活動を終えることができました。 
 
 ― 就職活動で大変だったことはありましたか?
いろいろな業界に興味を持っていたので、はじめからやりたいことが1つに定まっていた訳ではありません。就活中は、「本当にこの会社でいいのかな」「他の業界も見ておいた方がいいのかな」など、自分の考えがなかなかまとまらない時期があり、その時が一番辛かったと思います。
 
― 会社を選ぶ時の基準、視点について教えてください。
比較的“クリエイティブな仕事”ができそうな業界であることや、今後伸びそうな業界、コロナでも打撃を受けなさそうな業界を選びました。また、シンプルに「インターンシップの内容が面白そう」と思ったところに行ってみるのも良いと思います。逆に「ちょっと違うな」と思ったところは、思い切って選択肢から外すということも必要になるかもしれません。私が、最終的に当社に決めた一番の理由は「働きやすそう」だったからです。

ソフトクリエイト本社会議室にてインタビューさせていただきました

マイナスなイメージがなければチャンス

― 堤さんは、元々の希望はマーケティングで、現在は、人事を担当されているとのことで、当初やりたかったこととは異なる仕事内容だと思いますが、その部分での葛藤や難しさはありましたか?
「人事で頑張ってみないか」とお声がけをいただいた時、正直戸惑いはありましたが、悪い気はしませんでした。イメージしていなかった仕事で、自分がやるという選択肢に入れたことがなかったのですが、「マイナスなイメージがなければチャンスかな」と思い、その場で承諾しました。人事として本部に近いところでステップアップするのも良い機会だと思いました。直接声をかけられることは滅多にないですし、思い切ってチャレンジをしました。実際に働いてみて、人事特有の難しさもありましたが、少しずつ慣れていきました。今では、こちらのほうが、自分に向いている仕事なのかなと思っています。
 
― 新しい発見はありましたか?
人事は「人を覚える」ということが大切なスキルで、私はそれが得意ということに気づきました。
 
― やりがいはどこにありますか?
新卒採用の仕事の最終的な目標は採用です。この間、埼玉大学の学生たちにもイベントに多数参加してもらいました。特に、昨夏から、イベントを通じてコミュニケーションをとっていた学生の入社が決まった時は、本当に嬉しかったですね。


初めての取材で緊張する、インタビュアーの嶋田

ITについて、あらかじめ知っておく

― 理系と文系の比率はどのくらいですか?
文系のほうが少ないです。新卒採用の割合は7対3から8対2くらい、会社全体でも6対4から7対3くらいです。
仕事内容の違いとしては、大きく分けて「ビジネス系総合職」と「技術系総合職」があり、ビジネス系総合職の中の営業やマーケティングには文系もいます。技術系総合職はプログラミングの技術を必要とするため、理系が多くなっています。
 
― IT業界に入るために、やっておいた方がいいこと、やっておいて良かったことは何かありますか?
ITの基礎的なことを学習し、あらかじめ資格などを取っておくと入社してから仕事をしやすいかなと思います。また、タッチタイピングなど、PCのスキルを上げておくことも仕事のすべてがスムーズになるため、やっておいて損はないと思います。


堤さんのお話を聞いて、「学生のうちからできること」について考えるインタビュアーの大平

“コツコツやる真面目さ”を忘れないでほしい

― 「やりたいこと」と「向いていること・得意なこと」との違いに悩む学生も多いと思うのですが、その部分についてはどのようにお考えですか?
どれを選ぶかについては、人それぞれだと思います。給料が低くてもやりたいことがあるならばそれでもいいと思いますし、条件が良い方を選ぶのもアリだと思います。私も最初は、漠然とサッカー関連の仕事に就ければいいと思っていました。ただ、キャリアセンターで「その業界には新卒で入るよりも、ほかのところで経験を積んでから入るのがいいよ」とアドバイスされたことで、その可能性を残しつつIT業界で働くことにしました。いろいろなことを調べて、選択肢を広げておくことが大切なのかなと思います。
 
― 埼玉大学で良かったことは何かありますか?
周りの学生に真面目な人が多いという環境が、埼玉大学の特徴であり良さであると思います。周りの人と一緒に頑張ることで目標も作りやすくなります。一生懸命学んでいけば、成長できる環境にあると思います。埼玉大学特有の“コツコツやる真面目さ”を忘れないでほしいです。

― ありがとうございました!


学生、堤さん(右から2番目)、キャリアセンター職員での記念撮影

インタビュー日:2022年3月23日
執筆:工学部 3年  嶋田 圭悟
   教育学部 3年 大平 弦
編集:キャリアセンター


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