映画感想 野性の呼び声

今日はイオンシネマ系が、通常1800円が1100円になるハッピーマンデーの日。不要不急の外出はしないほうがいいとは確かに思ったのですが、映画館のほうで、席を上下左右周りにすぐ人がいるという状態にはしないことがお知らせされていたので、これなら大丈夫かな? と行ってきてしまいました。おなじみとなりつつある豊田市駅前のkitara映画館です。

結果、私の他にお客はご年配の夫婦が一組で、ほぼ貸し切り状態で観ることができました。

今年の春は、個人的に観たい映画がたくさんあって、これで「Cat's」「ジョジョ・ラビット」「1917 命を賭けた伝令」そして今回の「野性の呼び声」を観ました。(恐いもの知らずですね私・笑)

どの映画もそれぞれに良いところがあって、どれが一番かとは決めにくいのですが、「ジョジョ・ラビット」「1917 命を賭けた伝令」と戦争映画が続いての、今回の「野性の呼び声」だったので、スクリーン一杯に写る美しい大自然の風景がとても心地よく、これは映画館か、特大の画面で観るべき作品だと感じました。

ストーリーは、昔のゴールドラッシュ時代のアメリカ南部で、甘やかされた飼い犬として暮らしてきた大型犬のバックが、ひょんなことから所在地と飼い主を点々としていく数奇な運命をたどります。主役がハリソン・フォードで、彼を楽しみにしていたのですが、ほかの役者さんたちも熱のこもった演技で、それぞれの役が印象に残りました。

そして、ところどころ登場する犬の祖先であるオオカミ。オオカミ大好きな私としては、出てくるたびに心が高揚しました。

自然好き、犬好き、オオカミ好きの人にも、そして部屋にこもってふさぎがちな気分になっているひとにも、強くおすすめできる内容です。

そうだ! 私たちはもともと野生だったんだ! トイレットペーパーが無いなんてくだらないことで悩むのはやめよう! 無ければ古い布かタオルでおしりを拭いて、洗って使いまわせばなんとかなるさ! 最悪手でも!

……と、感化されて野性に目覚め、パニック状態のニュースと距離をおくことに決めた私なのでした。

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