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映画感想「僕と彼女とラリーと」

いや~、映画って本当にいいものですねぇ。

自分の住んでいる町、豊田市とその周辺の地域が映画になったという不思議な感じを、初めて覚えました。

豊田スタジアム、豊田市美術館、などなど随所に出てくる素敵な豊田市の風景。小原地区の四季桜。聞こえてくる耳慣れた地元のことばたち。

これは……冷静に判断はできんわー、でら好きになってまうがね(笑)

ということで、地元愛をこれでもかというほど刺激される内容の映画でした。

主なストーリーとしては、主人公の再起と家族の確執の克服、ヒロインとの進展があり、困難を乗り越えていく王道もの。安心して観ることが出来て、観たあとにこころがとても暖かく、穏やかな気持ちになれて、豊田ってこんなにいいところなんだ! と感じられる内容になっています。

kitaraという、豊田市駅にあるイオン系の映画館で観たんですけど、上映終了間近ということもあってか、かなりお客さんが大入りの状態でした。

これまで「キネマの神様」と「サマーフィルムにのって」と「神在月のこども」を同じ映画館で観てきましたけど、緊急事態宣言のこともあって、お客さんの入りは今いちだったんですよ、どれも素晴らしい作品なのに。

そんな意味でも、緊急事態宣言が明け、映画を観たいというひとたちがちゃんと集まって、みんなで観られた(席は間隔、まだ空いてますけども)日常が戻ってきたことも、なんだかとても嬉しい気持ちになりました。

映画館での上映はほどなく終わってしまいますが。金曜ロードショーとか、ひまわりネットワーク(豊田の地域番組です)やどこかのネット配信、もしくは小さな映画館での再上映などしてくれたらなあ、と今後にも期待します。

※ 見出しの画像は、みんなのフォトギャラリーよりTomさんの豊田市美術館の写真作品をお借りしました。ありがとうございます。

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