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映画感想「青春18×2 君へと続く道」

おはようございます。昨日はゴールデンウィークから公開の始まりました、日本と台湾の協力で制作された映画「青春18×2 君へと続く道」を見に行ってきました。

台湾では封切とともに速攻で映画ランキングを席巻したこの作品、日本でも評判は上々。そのとおり、良作の旅&ピュアラブ物語でございました。

36才の、台湾の南方出身の青年がとあることで失意のどん底に。実家に戻り、18才の時に出会った、福島から来た日本人の女の子の古い絵ハガキを見たことをきっかけに、日本への旅を始めます。

現代パートの主に電車旅のなかで、失意の主人公が出会う優しいひとびととつながる良さと、18年前のザ・青春、恋と愛と仲間と……のキラキラした瞬間が輝く、ノスタルジックに描かれる思い出パートと。

台湾へ行きたくなりました。夜市やランタン祭りや、映画に出てきた情景を実際に見て、台南の雰囲気を肌で感じてみたい。台湾と言えば日本と同じ地震の島なので、先日も大きな地震が台南であったばかり。台湾加油(台湾ガンガレ)の思いを旅行することで応援につなげたい。

日本のニュースでは、中国本土と台湾は仲が悪く、今にも戦争しそう、みたいな雰囲気の情報が流れることもありますが……。

日台映画、でありながら、中国本土の認可の会社というか、公社、という末端の公務員みたいな組織がたくさん関わってこの映画を作っているので。

Windows11のエッジとかで、日本の雑誌の中国危険視、台湾危機ニュースが大きく出ていることと、かなり温度差というか、ギャップを感じます。

……これはおそらく余談となりますが。映画を製作するにあたり、かなりの勢力を持っていると思われる、オープニングロールの最初のほうに出てくる中国の公社名に「……宅男……公社」とあって、宅男はオタクの意味と認識していたワタクシ(ナカーマ!)。

そうか! 中国はオタクも公務なんだね♪ と、感動いたしました(*^-^*)

今、青春のまっただなかのひとたちにも、そこを通り過ぎて大人になったひとたちにも。誰かと一緒に見に行くのに、おすすめの映画です。

ここまでお読みいただき、誠にありがとうございます。

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