「自己否定」が必要な理由

「自分否定」なんて
ほんまならしたくない。

「自分に駄目出し」なんて
なぜしてしまうんやろう

でもどうしてもやめられない。
自分を責めてしまうのは

最終的には
「罪悪感」があるから

「罪悪感」とは
「私は悪い人間だ」「私には罪がある」

という感覚のこと。

そこに本当に
罪があるかどうか悪なのかどうかは
実際は関係ない。

その感覚を
背負ってしまっているかどうか、だけ。

罪悪感がある
自分を正さねば
自分を罰せねば

僕もそんな思考になりそんな行動をとっていた。

そして、自分を責めすぎて

周囲までもが
自分を責めている気持ちになり

世界を
悲観的な目で観るようになり
反抗的に生きるようになる。

人間が悩み苦しむ仕組み。

「罪悪感」はとても嫌なものだし
苦しいものだ

でもなぜ自分が自分責めてしまうのか
「罪悪感」を持ってしまうのかを知っておいた方がいい。

原始の時代から

動物的に弱い人間が
生きていくために選んだ戦略が
「集団をつくる」ということ。


だから人間は
人とつながらないと生きていけない。
うさぎは寂しいと
ストレスで死ぬと言われているけど

人間も同じ。

「罪悪感」はそうならないための
“ストッパー”集団に対して

不利益なこと、
集団の維持に反すること
集団の価値観に反すること

をすると、
「集団にいられなくなっちゃう(怖)」
「仲間から外されちゃう(怖)」
とストッパーがかかる。

これが「罪悪感」。職場ママ友友人関係
近所付き合い夫婦・家族
根っこは結局

「母ちゃん」に所属したかった。
保護して庇護してもらわないと
生きていけなかった。

だから
持ってしまったのが「罪悪感」。
言うこと聞かないと大変。
どうしたら怒らないでいてくれるか

私黙って我慢するよ。
その裏には必ず罪悪感がついている。

でもその「罪悪感」は
あなたを集団からはずれないようにするため
生まれたもの。

つまりあなたを「生かそう」として
出てきたものなのだ。

「罪悪感」からの
「自己否定」はそのために必要だった。

そうしないと、
幼き日に生きていけなかった。

今の苦しみは、
その感覚が
今のアナタの中にまだ残っているだけのこと。

だから自分に こう言って欲しい。
「私は私を許します」
「私、ありがとう」

すべての「自己否定」は
本来、自分を生かすためにある。

それだけ知っておいて。

あなたが救われる道は
あなたの中にしかないんだ。

因果なシステムを作ったもんだよ神様は

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