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3月のお礼とマガジン運営報告

3月末になりました。「すでに1年の4分の1が終了」というクソッタレな事実を信じたくないほどに、月日が目まぐるしく過ぎていっています。

どんどん事態を複雑にしていくロシアとウクライナの情勢、そのような有事に至っても止まらない円安、そして何より中国でのオミクロン株の拡大にともなう各地での封鎖など、心を揺さぶられることが多いなか、この場で毎日自分に見えたことを言葉にしていくことが、心の安定につながっています。

そんなふうに毎日を繋ぎ止める作業として、今月もマガジンを毎日更新することができました。これも購読してくださる皆様、スキを押してくださる皆様、シェアやオススメをしてくださる皆様のおかげです。いつも本当にありがとうございます。

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今月は、やはり中国で広がる、ゼロコロナ政策にともなう各所での封鎖措置に関する記事を書くことが多かったです。

僕自身も期間は短く、それほど厳しいものではなかったものの、ロックダウンに準ずる措置を経験しました。

いまはちょうど上海で大規模な封鎖措置がとられています。こちらから見ている限りはでは(局所的な問題は起きつつも)大きな混乱はなく、粛々と対策が進められている印象です。Twitterに投げかけてみたところ、封鎖措置はやはり場所によって違いがありそうです。場所によっては小区の中どころか建物からも出られない場合もあるそうで、大変そうです。

ちょうど明日(4月1日)からは、日本人も多く住む上海の西側での封鎖管理が始まりますね。このマガジンを読んでくださっている方も多いかと思います。しっかり準備の上、気をつけてお過ごしください。

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そのほか、今月はこれまで通り中国のことを書きつつも、それと対置させるようにして日本のことについて書くような記事を意識して増やすようにしました。

面白いもので、中国のことについて知れば知るほど、相対的に日本についての解像度も同時に上がってくる感覚があります。さらに、日本に長らく帰れていない僕にとって、これらは日本のことを定期的に思い出す機会にもなっています。

このマガジンは基本的に日本の読者に向けたものです。中国のことについて紹介したり、解き明かしたりしていいながら、同時にそのある意味での合わせ鏡としての日本を読み解くための手がかりにしていただけたなら、我が意を得たりです。

日本と中国の関係はこれからもどんどん複雑になっていくと思います。そんな中でこのマガジンが日本と中国について知り、それぞれにとってよりよい距離感と付き合い方を模索する手がかりを、これからも提供していきたいです。

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購読者も順調に増え、本当にありがたさを感じるとともに、読んでくださる方の人生を少しでも良くしていけるような、ささやかな支えになるものをこれからも書き続けていければいいなと思います。

これからもよろしくお願いします。

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