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「よくなっていく中国」と「悪くなっていく中国」、これからどちらに転ぶのか。日本と比較して

ネタに詰まったので、どうにか過去に書いたものに何かヒントはないものか……と思い、自分の書いたマガジンを読み直していた時のことです。自分が最近書いたものには、一定の傾向があることに気がつきました。

それは、日常を扱ったものと、政治や経済、社会を扱ったものでは記事のトーンが明らかに異なる、ということです。

まず、日常で見たものや感じたことを書いていく回では、明るいトーンというか、中国のポジティブな変化を捉えたものであったり、日本にはない「よさみ」のようなものにフォーカスしたものが多くなっています。

対して、ニュースを元に書いたり、政治・経済・社会などについて扱う際には、暗いトーンのものであったり、先行きへの不安を書くようなものが中心です。

これってちょうど、いまの中国のバランスを反映しているもののような気がしました。

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中国の社会は苦しいゼロコロナの時期を超えて人々の動きも活発になり、表面的には人々の表情は明るく見えます。

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