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ロシアと中国、トップが変わらない国の危うさ

ロシアがウクライナへの侵攻を開始しました。もちろん中国でも連日、その様子が報道されています。以下は習近平とプーチンの電話会談を伝えるニュースです。

ここで、ロシアとウクライナに似た関係を持つ中国と台湾の間でも衝突が起きるのではないか、ということを懸念する声が上がっているようです。

軍事などに何の知見も持たない身でいうのははばかられますが、個人的には近々に中国が台湾をどうこうする可能性は低いのではないかと思います。

ゼロコロナを貫く中国国内はまだまだコロナ対応で手一杯ですし、あからさまな便乗で国際社会の不興を買うことも望まないのではないか、というのがその根拠です(とはいえ薄い根拠ではあるし、何が起こるかわからんという可能性をいつでも孕んでいるのが中国という国ではあります)。

ただ、ここ最近のロシアを見ていると、中国にはやはりロシアと同種の危うさがあるな……とふと感じることがあったので、今日はそれを書いてみたいと思います。

その危うさとは、「トップが変わらないこと」です。

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