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2月のお礼とマガジン運営報告

今月も、マガジンを毎日更新することができました。ひとえに読んでくださる皆様のおかげです。誠にありがとうございます。

また、多くの人に購読を始めていただくことができました。本当にありがたい限りです。

いっぽうで、初月のような勢いのよい伸びはなくなってきた傾向にあります。おそらくは、現状の自分の力でアピールできるところにはほぼ届いたと言うことなのだと思っています。

これからは今までに購読していただいた人に満足してもらえるものを継続して書きつつ、もっとこのマガジンを外に広げていく努力や工夫が必要になるのかな、と考えています。

読者の皆様におかれましては、ありきたりですが、いつもお読みいただきありがとうございます。皆様からいただけるスキや感想のコメント、シェアのひとつひとつが、身に染みるようにうれしいです。これからもご愛顧いただければ幸いです。

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意識したわけではないのですが、今月は中国という国の得体のしれなさや、危うさ、怖さのようなものに触れたnoteが結果として多くなりました。

これはこれで、いまの自分から見た中国という国の特徴を忌憚なく述べたものであり、堂々と世に送り出しているものではありますが、こういったものが多くなりすぎるのも考えものかなとは思っています。

これを繰り返しているうちに、仕入れる情報に無意識的な情報選別を行うようになってしまえば、たちまち思考が偏ってパンダハガーが裏返っただけの反中勢力に堕してしまいます。それは本意ではありません。

そうならないためには、中国という対象の中に対話不可能性を見出すだけではなく、それをどうやって対話可能にしていくのか、あるいはその他の何を媒介にすれば対話が可能になるのかについて、もっと考えなければならないと感じています。

さらにいえば、テーマとして持っておかなければならないと最近強く思うのが、「中国を異質なものではなく、いかに自分たちの社会と地続きのものとしてみなすか」ということです。中国を特別枠に押し込めて異質なものとして語るのではなく、あくまで日本や他の国とのグラデーションの中にある存在として捉える努力を、これからはしていかなければならないと思っています。

まずはそのグラデーションにおける位置付けをはっきりさせるために、中国と日本やその他の国を対比させて書くようなものにも挑戦してきました。いまの僕では見識がなさすぎて、まだしっかりとしたものが書けている自信はないのですが、これからもっと知識をつけ、考えを深めていければと思っています。

いつか、いまの中国に感じる対話不可能性が何らかの形で変化していく礎となるような試みを、これからも続けていきたいと思います。

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と、未来を見据えて良さげなことを書いているたった今、習近平が欧米からの制裁をめぐってロシアへの支援を指示したというニュースが届いて「うわあ……」と思いました。

なにかと大変な世界情勢とそれにまつわる中国のあれこれですが、それも含めて来月からも中国を「正体不明」にせず、冷静に読み解く手がかりとなるためのものを書いていければと思います。

これからもお読みいただければ幸いです。

来月からも、よろしくお願いします。

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