キャッシュレス社会の落とし穴にハマった話
Twitterにこんな投稿をしました。
このクイズの答えは、「みんな紅包のために現金を用意する必要があるから」です。
紅包というのは、中国で祝い事があるときに贈る、赤い袋に包まれた現金のことです。日本でいうお年玉に似ていますが、贈るのは大人から子どもだけに限らないということや、お正月以外のあらゆる祝い事などにこの紅包が用いられるという点などが日本と違っています。
最近は電子マネーでこの紅包をやりとりすることも増えていますが、親戚一同が集まる春節となれば、やはりこの袋に入った紅包を直接手渡ししたいと考える人がまだまだ多いようです。結果として、キャッシュレス社会のいまではあまり使われなくなった銀行のATMに、いつもはできない行列ができます。
上のツイートも、まさに紅包のための現金を用意するために嫁と一緒に列に並んでいた時のものなのですが、このツイートを投稿した直後、ちょっと慌てるような出来事に見舞われたので、今日はそれをネタに書いてみたいと思います。
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