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隣り合わせの廃と青春29 敗北、そして

アーデルハイド血盟がAntiKings血盟との戦争に勝利しました。

アデン地下世界血盟は、AntiKings血盟(反王ケンラウヘルの血盟。確かこんな名前だったと思うがうろ覚え)に勝利出来なかった。
つまり、私達は負けたと言うことだ。
敗北したのだ。
なぜだ?
何が起こったのか、よく理解出来なかった。
なぜ?これだけの犠牲を払って最前線で戦ったのに?
皆、文字通り命を投げ出しても戦ってくれたのに?
なぜ、我々の勝ちじゃないんだ??

理由は単純。
それまでに誰がどれだけBOXしようが関係がなく、ケンラウヘルにとどめを刺した者が所属する血盟が、アデン城の主となる仕様だったのだ。
そんな仕様を当時は知らなかった。
ただそれだけのことである。

あれだけ努力し、犠牲を払ったのに、最初のアデン城城主になれなかった。
そして私は若く未熟だった。アデンの初城主になれなかったのが、本当に気に入らなかった。

そんなわけで私はアーデルハイド血盟のFPKを始めたが、それで気が晴れることは全くなかった。
そんなことをしても、初のアデン城の主になれるわけでもなければ、何か得をするわけでもないのだから。

とはいえ、それでもアデン城を獲るという目標だけは達成したかった。

だから我々は、反王ケンラウヘル相手ではなく、アーデルハイド血盟と再度の戦いを挑んだ。

当時、アーデルハイド血盟は「セーフティゾーン封鎖」(PKなどで退かせない場所にプレイヤーキャラを埋めて、通行不能にすること。正確には覚えていないが確か規約違反だったと思う)までして我々に挑んできた。敵ながら天晴れである。

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※なお、当時このようなことをされたことは、友人と会話するまで綺麗さっぱり忘れていたし、今となってはこの行為に関して恨みは一切ない。(恐らく当時の私は憤慨していたのだろうが)
あの時代は何かしらの規約違反をしていた人が多かったし、私だってその一員だ。
恨み言は筋違い。欲しいものは自らの知恵と力で手に入れるものだ。

そして、それでも勝利を収めたのは我々だった。

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かくして、アデン地下世界血盟は戦いに勝利した。
華神を、アデン城の城主にすることが出来たのだ。
このアデンの地で、1番大きな城を獲ったのだ。
完全とはいえないまでも、当初の目標を達成した。喜ぶべきことだろう。

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だが、私は…。

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