地域との関わり
総合的な学習の時間を活用し、地域と連携をしながら地域のために地域MAPを作ろうと計画しました。
本校は、3つの小学校から生徒が集まる中学校のため、まちづくりセンターが3つあります。それぞれのまちづくりセンターへ行き、地域の歴史や魅力を学びに行って来ました。
どの地域も課題としてあがっているのが、少子高齢化についてと地域離れでした。
今の子どもたちが大人になった時に地域に戻り、地元の復興に貢献できるような取り組みを企画していきたいと思いました。
その初回の取り組みとして地域を知りながら楽しめる地域MAPの作成を行なっていきます。
第一回目はガイダンスを行い、地域の魅力についてブレーンストーミングを活用し、様々な場所や施設、観光資源となるようなものを共有しました。
共有する中で思ったのが、中学生は意外と自分の地域の事を知らないという事です。
商業施設についても少なく、困っている様子が見られました。
そこで、次回の授業に、まちづくり協議会の方を招き、一緒にコンセプトを考えてもらう事にしました。
ここで、大変だと思った事は、手続きの多さでした。外部の方を招き入れる為に校長に許可を取り、各まちづくりセンターへ行き、仮のアポどりを行い、依頼文書を作り、その日の授業についての詳細を作り、、、公的な書類の多さに驚きました。
コミュニティスクールであればソーシャルワーカーが繋いでくれるのですが、本校にはおらず、担当が行動しなければならない状況でした。
地域の人を呼ぶ事へのハードルが高いと感じました。地域の方が学校へすんなりと入れるような仕組みから作っていかなければ、持続可能な取り組みとはいえません。
どの様な仕組みにすれば良いのかをこれから考え模索していきたいと思いました。
他の学校がどの様な仕組みで地域の方と連携しているのかを聞いてみたいです。