見出し画像

強みを活かす企業戦略

企業の基盤

すべての企業は、技術と資源を独自に組み合わせており、それがプロセスやテクノロジー、企業文化に反映されています。

そのため、この独自の組み合わせを、目指す市場においてどう効果的に活かしていくかが課題となるわけです。

その戦略が明確に打ち出されたとき、優れたパフォーマンスを実現できます。

画像1


Google

Googleが目覚ましい成長をするのは、「得意分野に集中する」という企業戦略があるからです。

Google合同会社のミッションは「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスでき、使えるようにすること」。

また、YouTubeの価値をいち早く見抜き買収し自社のプラットフォームに組み込むというのもGoogle社の先見性が見受けられますね♪

画像2


ですが、Googleは「検索」以外の領域ではうまくいっていません・

あなたはGoogleが過去に立ち上げたSNSサイトの名前を聞いたことはあるでしょうか?

仮にあったとしてもあまり聞きなじみがない方が大半かと思います。

画像3


Googleから学べること

Googleから学べることは、

①「最も得意なことのみに集中する」

②「新たな領域でベストになるための技能を獲得する」

ということ。どんな場面でも共通して言えることですね。


知識や資源の組み合わせで、他社に圧倒的な差をつけるためには?

画像4

考えるべきこと

①自社が最も得意なことは何か?

②他社が真似できないものは何か?

③独自ノウハウをどのように使えば、顧客が真に求めているものを提供できるか?

といったように、

他社に真似されなく、最大の能力を発揮できる領域を見極めることが重要となります。

画像5


TOYOTA

TOYOTAはかつて高級車市場に参入した際、ライバルのメルセデスと同じ方法はとらず、独自の生産システムを活用して、低コスト高品質の高級車を生産することに成功しました。

自らの強みを知り尽くしたことで、それを活かし高級車市場の巨人・メルセデスに対抗できたのです。

TOYOTAから学べること

TOYOTAから学べることは、最も得意なことで、他社が真似できないもので、自社の独自ノウハウで顧客が真に求める商品を作るということです。

→「レクサス」

画像6


参考文献

『「戦略」大全』 マックス・マキューン (著), Max Mckeown (原著), 児島 修 (翻訳)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?