(復職時)会社の振り返りシートの落とし穴
本日、書いた記事 ("本当はこう思ってた"を認めたい) の一部として書いたのですが、趣旨と外れると思ったので別記事にしました。
全てのケースで該当するとは言いません。私が見た事があるものだけが材料です。
振り返りシートの項目に異議あり
休職期間の終わりが見えてきて復職を迎える手前で、会社は振り返りシートなるものを書けと言ってくる。このシートを見ながら、産業医面談をすることもあるでしょう。
項目には、
・休職に至る原因
・今後の再発防止に向けてどのような取り組みをするか
といったものがある。他にも色々あると思う。
会社によって書式は異なるだろうけど、どうかと思います、これ。
設問の書き方が良くないと感じます。休職している人に対して、ひたすら反省を促す書きっぷりになっている。
本当に必要なのは内省
私自身、1回目の休職/復職の時にそうだった。
振り返りシートを介して、たくさん反省することになった。こうならないように、こうしないように。書いた。
本当の感情は、私だけが悪いの? というものがあった。なんか、しっくりこないけど、提出が必要だから書く。
誰のためにもならない、アリバイ作りのための書類のように思う。
内省は反省ではない。
内省は、自分自身と深く見つめあって考えや行動を振り返って、自分の気持ちを探すことだ。
うつ病や適応障害を患って休職している方には、反省はいらないと感じる。強いていえば "こうできるようになれると良いね" くらいで良い。一方、内省はやれると良いことが多いと思う。
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