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[適応障害と休職]#3 原因と症状

2023年の春から休職中。休職は2回目です。
ひたすら無気力だった時期。焦ったり、迷ったり。色々を経由して、2024年の今、感じていること、考えていること、体の状態。
自分で読み返せるよう、書いていこうと思います。
やっと、振り返ってみようと思えたし、今の感情を忘れたくない、と思ったので。



何があったのか

 なんて文字にするか迷うのですが、「非常に辛い扱いを受けた」としておきます。

 事の発端は昇格でした。
 いわゆる管理職になる際に、役員にビジネスプランのプレゼンを行う面接試験があり認められれば昇格します。
 この役員面接に向けて、プレゼン内容のレビューが上長によって行われます。レビューですから、記載内容に対する助言、コメントなどが行われるのですが、それは名目上のものです。

 実態は、サンドバック状態に数ヶ月耐えることができるのか

 数ヶ月に渡り、ひたすら否定される。記載内容だけでなく、人格否定もある。他者比較して蹴落とされる。言葉の刃が怒涛のように飛んできます。これが日常になりました。

 通常業務に加えてこれですから、寝てる余裕はありません。終電で帰って、気がついたら寝落ちして、慌てて早朝の電車で出社。レビューは勤務開始前の時間を指定されます。帰れなくてソファーで寝る日もある。この繰り返し。

 休日出勤は当たり前。夏季休暇はとりますが実態は資料作成の日々です。「休暇を取るな」とは言われませんが、実質、休む隙がない頻度でレビューが繰り返されます。徐々に通常業務ができない程になっていきます。

 開始したのは夏前でしたが、秋になる頃には、もう無理でした。なぜ頑張っているのかわからない自己否定の日々。まだ頭がギリギリ働いていた時に相談しました。上司だけでなく、信頼できる人にも。それでも「今更、やめられない」「こういうものだ」と言われるだけ。


どうなったのか

 無気力

 一言で言うと無気力でした。動けないし、動ける気がしない。おかしなことをしないで電車に乗って帰って来ただけ良かったと思います。

 「明けない夜はない」と言うことがありますが、夜が明ける気がしませんでした。ずっと、この辛い状況が続くとしか思えなかった。そして、そうなっているのは自分の無能さ故に、と考えていました。

 自分を自分で責め続ける。会社に行けない。休む連絡をどうにかこうにかする。横になっていても休んでいる気はしない。罪悪感、自分の無能さを責め続ける。今後の心配に支配される。

 ちゃんと覚えていませんが、そんな状態です。


後日談

 面接の当日。無理くり出社し、プレゼンを行いました。か細い声でプレゼン。昇格はしました。

 パートナーが探してくれた精神科に通院することに。初めて精神科に行った時、先生が「うつ病ですよ」と一言。
 病気であることを告げられて、不安と同時に、何故か腑に落ちた感じがしたというか。内科とかに行っても異常なしと言われて。ようやく、この症状が病気と言われて「ですよね」と思えたというか。そんな感覚でした。

 動いて出勤はしてる。夏季休暇には家族と旅行にも行ける。家族に楽しい夏休みを過ごして欲しい、と強く思った。だけど移動ができるだけ。行った先のホテルのベッドで一人、無感情に横になっているだけ、というのが3〜4年くらい続いていた気がします。ストレッサーから離れても、しばらく抑うつ状態なのでした。

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