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「スタディクエスト創業」への想いを綴る : 受験業界を変える戦いに挑みます

塾に通って成績が伸びないのは、"塾"が悪いです。

みなさんこんにちは!スタディクエスト塾長の内田泰雅です。
この度、私はnoteのブログを開設することになりました。当ブログでは、 私のスタディクエストへの想い、受験業界に対する考え、勉強方法などを発信していきます。

今回の記事では、私がスタディクエストを創業するまでのストーリーについて包み隠さず本音を書かせていただきました。かなり長くなってしまいましたが、読んでくださると嬉しいです。


高校時代:地獄の野球部3年間

 私は野球推薦で高校に入学しました。朝練、午後練とハードな練習が続き3年間野球漬けの毎日でした。入学当時、同学年の中で1番下手くそで、どうやってベンチ入りをするのか?を必死に考えて練習していました。

高校1年生の夏休み。毎日10時間ぐらいはグランドで練習。
(右手前が私)深夜練で夜1:00に腕立て伏せ1000回させられた時の写真。
「こんな遅い時間に何やってんねん!」って今では思います(笑)

この写真からもお察しのように、高校3年生の夏までは「勉強」や「恋愛」には縁がなく、全てを野球に注ぐ毎日を過ごしていました。

野球部引退:運命を変えた暴力事件

高3になり自分の代で部員100人を率いるキャプテンに指名されました。甲子園を目指し、死に物狂いで練習を耐え抜いた3年間。「絶対に千葉を制す!」と意気込んでいました。

その矢先、

夏の大会直前に部内で「暴力事件」が起こったんです。

最後の大会は出場停止になり、野球で進学先を決めることも難しくなったのです。今までの努力が全て水の泡となり、絶望の淵に追い込まれました。

その当人たちのことを、あの時も今も決して恨んだりしていません。
その責任の一部は私にもあると感じています。当時、チームの雰囲気は最悪でした。高3の春あたりから「同級生」と「監督・コーチ陣」との溝は徐々に深まり、お互いの信頼関係が0に近い状態にまでなっていました。とても最後の夏を迎えるチームと呼べるような状態ではありません。同級生の不満は爆発し、スタッフは下級生中心に指導する。私はキャプテンとして、上手くチームをまとめることが出来なかったのです。この時の自分のリーダーとしての素質のなさに本当に落胆しました。

”この事件が僕の人生のターニングポイントでした。”

世間というものは悲しいことに、「結果」しか見てくれません。どんなにキツい3年間を頑張ったとしても、甲子園出場や千葉県大会ベスト〇進出などの「結果」で頑張りや成果を判断します。一方で、私の最後の結果は「暴力事件で出場停止」。地元を飛び出し、寮生活までして野球に取り組んだ私は地元の友達から「あいつ結局何がしたかったんだろうね?www」という言葉を浴びました。

「俺の高校3年間は何だったんだろう」

そんな気持ちに襲われました。

自分の部屋に隠れて、泣きじゃくったことを今でも覚えています。

でも、私は私が全力で頑張ってきた高校3年間が誰にも負けないものであるという自信がありました。

だから、誰もが分かる何かで結果を出すことで、私の3年間の価値を証明したかったんです!誰もが凄いと思えるような結果を残せるものであれば、手段は何でも良かった。父が大阪大学理工学部の出身で、「勉強が出来る人」はカッコ良いなという憧れが自ずとありました。「俺も勉強をやれば、何か変わるかもしれない!!」だから、勉強で人生を変えようと決意しました。

受験勉強時代:偏差値27から早稲田を目指す無謀な挑戦

勉強で人生を変える!

小学校から高校3年夏まで私は、全く勉強をしたことがありませんでした。だから、何をやって良いのかも、どうやって勉強すれば良いのかも分かりませんでした。そのため、学校の先生に全ての教科の勉強法とおすすめの参考書を聞きに行きました。

初めて受けた模試で、衝撃の「偏差値27」を記録しました。「マジで笑えね〜」って感じでした。この偏差値を見て、高校のある国語を教える女性の先生には「お前は定期テストでも最下位なんだから、受験なんて辞めた方がいいよ。」と言われました。友達には、私が勉強をして大学に行くことに対して陰でクスクス笑われていました。それでも、「俺は早稲田に行く!」なんて息巻いていたので、周囲には呆れられていました。

受験勉強を開始して初めて受けた模試。偏差値27をたたき出す。

具体的に何から始めたのかというと、「中学英語」から!
「え、早稲田志望が高3夏で中学英語?!」って驚かれるかもしれませんが、私は中高6年間で勉強を捨ててきたので、6年間分を取り戻す必要がありました。この土台を積まないと確実に試験に落ちます。これはバカなりにも当時分かっていたことなので、徹底的に中学英語から勉強しました。

実際に使っていた中学英語とスタディサプリ中学英語

高3夏から早稲田受験当日まで、毎日12時間以上は勉強しました。
なかなか成績が上がらず泣きながら勉強する日もありました。それでも、自分が憧れのキャンパスライフを送る姿を夢見て机に向かい続けました。

現役時代の受験校は早稲田大学のみ。他の大学は受けませんでした。ダメなら浪人するだけ。中高6年間はそんな簡単に取り戻せるわけがありません。結果、早稲田大学は全て不合格。。。激動の浪人時代へ。

浪人時代
私は浪人生になり4月から某T塾に通うことにしました。そこでの出会いが、スタディクエストの原点となりました。某T塾には、僕と同じように中高で勉強が苦手な子が多く集まっていました。そこで出会った友達と毎日切磋琢磨して1年間勉強し続けました。みんなで朝8時に塾に来て、夜10時に帰る約束をしました。受験が終わるその日まで、みんなで継続し続けました。この時の仲間が、今スタディクエストを支えてくれています。

浪人時代にやり込んだ参考書

勉強が楽しかった。毎日毎日、自分が知らない知識を吸収し、1歩ずつ成長する。成績も右肩上がりに伸び続ける。努力すれば努力する分だけ、自分の目の前の世界が広がるのが本当に楽しくてたまらなかった。

立教大学合格

浪人時代、毎日12時間は机に向かい続けました。来る日も来る日も塾の自習室に通い詰め、勉強だけをし続けました。

その成果が実り、

27 → 65

見事に偏差値を1年で倍以上上げて立教大学に合格しました!!

一般入試で早稲田大学、共通テスト利用方式で立教大学を受けました。共通テスト3科目で90%を取り、立教大学に合格しました。早稲田には、惜しくも0.1点足りず不合格でした。早稲田に行けなかったことは本当に悔しかったですが、あのクソバカだった私が"立教大学"に行けたことが素直に嬉しかったです!

大学入学:目の当たりにした「受験業界」の闇

2021年4月。立教大学の入学式

大学入学後、浪人時代にお世話になった某T塾で講師のアルバイトをしました。浪人時代の話でも述べた通り、某T塾には、僕と同じような中高の勉強が苦手な子が多く在籍しています。しかし、不思議なことに「成績が伸びる子」と「成績が伸びない子」に大きな"差"があることに気が付きました。振り返ると、私の浪人時代にも「成績が伸びる子」と「成績が伸びない子」の両者に完全に分かれていました。また、高校時代の同級生で浪人をしていた子でも、「伸びる子」と「伸びない子」の"差"がありました。私はこの"差"が何によって生まれてしまうのか?が凄く気になったんです。塾に通うには年間100万円ぐらいは必要になります。そんな大金を払ってまで通っているのに、「伸びる人」と「伸びない人」の"差"が生まれるのはおかしいと本気で思いました。だから徹底的に考えました。すると、1つの答えが導き出されます…..。

【 整理:私が感じた3つの"差" 】
1,某T塾内での成績が「伸びる子」と「伸びない子」の"差"
2,浪人時代の友達の成績が「伸びる子」と「伸びない子」の"差"
3,高校の同級生の成績が「伸びる子」と「伸びない子」の"差"

既存の塾は生徒が「なぜ出来ないのか?」に全く寄り添っていない

生徒が「なんで出来ないのか?」「なにが分からないのか?」
実は、ほとんどの塾講師たちは分かっていません。なんでかって?
それは、塾講師は元々頭が良い人達ばかりだからです。
「勉強が苦手な子がどうして出来ないのか?」は自分が経験したことがないから分からないのです。講師達は、授業をして知識を伝えるのは上手です。
だからこそ、現状の塾講師達がやっていることが

「勉強を教えること」  =  「自身の知識を共有することのみ」

になってしまっていたのです。
自分の知識を生徒達に教えるだけで満足してしまっているのです。
「教えて終わり」

「教える」という"行為"に満足し、「成績を伸ばす」ことに全くフォーカスしていません。

もちろん、これでも成績が伸びる人は一定数います。先生の言うことを自身で噛み砕き、自分でアウトプットを通じて知識を血肉化する。これが出来る子は基本的にどの塾でも成績は伸びます。

でも、それは一定数のみです。これだけでは「成績が伸びない子」がたくさんいます。勉強が苦手な子は「なぜ苦手なのか?(何が伸びない原因なのか?)」と「どうしたら伸びるのか?」が分かっていないのです!!それを明らかにし、徹底して学習を管理していくことが私は成績を伸ばすためには1番大事だと考えました!

これが先ほど指摘した、成績が「伸びる子」と「伸びない子」の"差"を埋めるための唯一の方法です!!

塾に通っているのに、成績が伸びない。こんなことがあってはならないと思いました。せっかく高いお金を払って人生を賭けて塾に通っている。本気で人生を変えたいと思っている人たちが報われる世の中にしたい。だから、私は「結果」にこだわる塾をつくることを決意しました。

そして以下の"3つ"のことが出来る講師だけを集めて、スタディクエストを創業しました。

私が塾講師に最も求める"3つ"の重要な力
1. 今、生徒が「伸び悩んでいる原因が何か?」を特定する力
2. 特定した課題に応じて、適切な解決策を生徒に伝え、徹底させる力
3. 1人1人の生徒の学習進捗を管理する力

この1つ1つは、また次回以降のnoteで深掘りしていきます。ここでは簡単にまとめておきます。

1. 今、生徒が「伸び悩んでいる原因が何か?」を特定する力
生徒が伸び悩む原因を、「生徒の学習データ」「生徒とのコミュニュケーションで通じて得たデータ」を通して特定します。

例えば、「今週は、英単語500語が覚えられなかったです」という問題を生徒が抱えていた時に、スタディクエストは以下のような手順で課題を特定します。

【英単語が覚えられなかった場合の原因の特定の手順】
1.
実際に1週間行った英単語の勉強方法を詳しく聞き出す
2.学習時間や学習回数をデータを用いて確認する
3.明らかにした「生徒の情報」と「学習データ」を基に、他の覚えられた時と比べて何が違うかを考える

・「学習回数が足りなかったのか?」
・「復習の回数が足りなかったのか?」
・「宿題の量が今の自分には適切ではなかったのか?」
・「勉強の方法が自分に合っていなかったのか?」
など、英単語が覚えられなかった原因は生徒によって様々です。その原因を正確に特定することが出来る人がスタディクエストの講師にはいます。

学習回数と定着度のデータ

2. 特定した課題に応じて、適切な解決策を生徒に伝え、徹底させる力
 
特定した成績を伸び悩ます「原因」に基づいて、解決方法を生徒に提示します。これが他の塾よりも飛躍的に成績を伸ばせるポイントです!
生徒が抱えている課題点の特定が正確だからこそ、最速最短で悩みを解決することが出来るんです。

既存の塾では、「問題点の特定」と「解決策の提示」を怠っています。怠っているというよりもやっていない。

だから成績を伸びない子がいるんです。

先ほどの「英単語を覚えられない子」の例に出すと、
・問題点:復習の回数が足りなかった
→ 復習の時間を確保できるように、勉強スケジュールの見直しと適切な効率の良い勉強方法の提示
・問題点:宿題の量が今の自分には適切ではない
→1日に勉強できる時間を詳細に聞き出し、他の宿題の量を踏まえ、覚える英単語の量を調整する。
・問題点:勉強方法が自分に適していなかった
→1週間分の自分に適していない勉強法を踏まえ、自分に適した勉強方法を生徒と共に考案する

詳細は述べられませんが、このようなステップで解決策を生徒に提示しています。

スタディクエストが生徒に提示しる解決策は、全て
1人1人の生徒に合わせたオーダーメイドのものです!

1人1人に寄り添っているからこそ、成績が急上昇します!

3. 1人1人の生徒の徹底した学習進捗の管理能力
「問題点の特定」→「解決策の提示」だけでは、生徒は伸びません。
もう1つ大事な要素があります。

それが、「学習進捗管理」です。
日々の生徒の学習管理こそが、合格の鍵になります。

スタディクエストが誇る3つの学習管理
・1日ごとにやるべき勉強を宿題として出題
・毎日の小テストで生徒の日々の勉強の定着度を計測
・毎日いつでも質問対応

・1日ごとにやるべき勉強を宿題として出題

実際に、生徒の学習を管理しているシート。1日ごとに生徒の学習の進捗状況に合わせて宿題を管理しています。

・毎日の小テストで生徒の日々の勉強の定着度を計測

スタディクエストは、生徒に毎日小テストを配信しています。

3つの目的
1,その日勉強したことが、確実に定着したかを確認するため
2,勉強を毎日の習慣化させるため
3,成長を生徒自身で確認し、モチベーションを上げるため

毎日の小テストの結果を通じて、本気で1人1人の勉強に向き合っているからこそスタディクエストは成績を伸ばすことが出来ます。


毎日出題している小テストの結果確認画面。"点数"や"解答時間"などの詳細も把握することが出来る。

・毎日いつでも質問対応
生徒は日々の勉強で、いろいろな疑問を抱きます。オンラインだからこそ、即回答し悩みを即座に解決できる仕組みを整えています。
世界1丁寧に質問に真摯に対応しています。
(以下、実際の例)

スタディクエスト創業:「結果」にこだわり、生徒を必ず笑顔にする

塾業界は、大手から個人規模の塾まで有象無象にありふれています。
よく大人の人や、ちょっとビジネスをかじっただけのしょうもない大学生の友達に「塾なんてレッドオーシャンなのに、よく参入したね(笑)」と言われます。

関係ありません。

私は、スタディクエストが世界に存在するべきだと心から想っています。
この世に必要だと想っているからこそ、私はスタディクエストを大きくしていきたいのです。

断言します。

世界で1番、「生徒想い」で、「成績を最速最短で伸ばす」のは"スタディクエスト"です。

実際に

【スタディクエスト指導実績の1例】
・偏差値30の通う元高校球児が夏からの勉強で半年で偏差値を30上げてMARCH現役合格
・千葉県の偏差値40の公立高校に通う生徒を、1年間で早稲田法学部補欠、中央大学、法政大学に合格
・千葉県の偏差値50の高校に通う、元クラスビリの生徒を中学英語からのやり直しで1年で英検準1級に合格

などなど、スタディクエストを創業して以来、数々の伝説のドラマを生み出しています。私よりも短期間で成績を急上昇した生徒がたくさんいて、1人1人の生徒が私の誇りです。
(以下、実際の生徒達の合格写真)

偏差値30の通う元高校球児が夏からの勉強で半年で偏差値を30上げてMARCH現役合格
千葉県の偏差値40の公立高校に通う生徒を、1年間で早稲田法学部補欠、中央大学、法政大学に合格
千葉県の偏差値50の高校に通う、元クラスビリの生徒を中学英語からのやり直しで1年で英検準1級に合格

スタディクエストという名前には、

どんなバカでもゲームのように勉強も一段一段ステップアップしていけば、誰でも攻略できるようになる

という意味を込めています。

勉強には才能はいりません。
必要なのは、「正しい方向に十分な量の努力を積み重ねられるか」どうかのみ。
「十分な量」は受験生の皆さんの努力です。
私たちスタディクエストは、「正しい方向」に導くことを使命としています。スタディクエストを通して、私は1人でも多くの受験生の人生を笑顔にしていきたい。

最後までご愛読いただき、誠にありがとうございます。

スタディクエストが、塾業界の頂点に立ち、業界をより良い方向に変えられるその日まで、私は戦い続けます。

2023年12月22日 スタディクエスト塾長 内田泰雅

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