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受験勉強のやる気を出す今すぐ使えるテクニック10選を紹介!!

「勉強をしなければいけないのは分かっているのに中々勉強ができない、、、」
「いつも勉強しようと思ってもすぐに投げ出してしまう。」
「定期テストや大学受験に対しての焦りはあるのに気持ちが勉強に向かない、、、」
こういった悩みを持つ中学生、高校生は多いのではないのでしょうか。
今回は、勉強のやる気の出し方という内容で、モチベーションの原理や、扱い方を解説し、実践的で勉強しようと思ったときにすぐ使えるやる気の出し方を紹介していきたいと思っています。

やる気、モチベーションとは

モチベーションとは「やる気」「意欲」「動機」などの意味で用いられる表現である。行動を起こす契機となる刺激や意欲、といった意味合いが主といえる。「モチベ」と略される場合がある。
モチベーションを日本語に直すと、社会的動機づけという単語になります。行動するときの理由という意味です。


勉強のやる気を出すコツ10選


受験勉強のやる気を出すには具体的にどんな行動をするとよいのでしょうか。やる気の出し方のコツといきましょう!

勉強のやる気を出すコツ1 勉強の環境を整える


これは、単純に勉強をする場所に限った話ではありません。まずは、勉強のデスク周りからきれいにしていきましょう。

机の上に置かれたスマホが集中力を奪う

例えば、よし勉強しよう!と思った時にLINEの通知が鳴って、うっかり画面を見てしまう。そして、ツイッターに通知が来ているからそっちも確認してしまう。
視線をスマホの画面に向けただけで、ようやくかかり始めていた集中のエンジンは止まってしまいます。
場所が集中力に与える影響は、あなたの想像以上に大きなものです。
といううわけで、集中力を促す「場所」にするために、見直したいのは机周りや作業スペースでのスマホやケータイの扱い、そしてモノを片付けることです。
デスクの上にスマホやケータイがあるだけで、集中力が落ちるという実験結果も出ています。

おすすめは、iPhoneであれば機内モードにして引き出しの中にしまっておく、そもそも別の部屋に置いておく、といった具合ですかね。

散らかった部屋は集中力がなくなる

モノが散らかった部屋や机は集中力を奪います。
このことは、散らかった部屋で勉強をしてもらうAグループと、きれいに片付いた部屋で勉強をしてもらうBグループとを比較した心理学の実験でも証明されています。
2つのグループに同じ内容を同じ時間に勉強をしてもらった後、「それだけ自分の自制心を保てるか」というテストを受けてもらいます。すると、Bグループに比べ散らかった部屋で勉強をしていたAグループの人たちの方が気が散りやすく集中力がなくなっているという結果になったのです。


この実験結果から勉強をする際には、自分の勉強をする部屋の環境を整えるのがいかに大切かというのがわかるかと思います。
自分の部屋で勉強すると集中できないのは、自分の部屋にはモノであふれているからで、カフェなどで勉強すると捗るのは、勉強に必要なもの以外持ち込んでいないからではないでしょうか。

勉強のやる気を出すコツ2 鏡を置く

勉強をする場合、勉強机に鏡を置くというテクニックがあります。
人間、鏡をみると、鏡の中の自分を見て前髪を直したり。身だしなみがおかしくないか確認します。ごく自然のことです。この時、自分の頭の中では理想の自分と鏡の中の自分を脳が無意識に比べ、理想の自分と違う部分を修正しようとする意識が無意識に行われます。
勉強とか仕事とかに疲れた~ってなまけた時に鏡に映る自分のなまけをを見ると脳内で修正しなきゃという無意識の働きが起こります。
そして、脳がシャキッとし「勉強やらなくては」という意識が再び芽生えます。

勉強のやる気を出すコツ3 コップ一杯の水の大切さ

人間の身体は、寝ている間も汗として水分が放出されていきます。
朝起きたらまず水分をとるのは、脱水症状を起こさないためにも必要なこと。しかし、水を飲むという何気ない行動は、じつは脳のパフォーマンスを上げるうえでも効果的なのです。


イースト・ロンドン大学とウェストミンスター大学の研究者たちが水と集中力に関する実験を行いました。
知的な作業に集中する前に500mlの水を飲んだグループと飲まなかったグループを比較し、脳の反応速度を調べました。すると、水を飲んだグループは飲まなかったグループと比べて反応が14%も速くなることが明らかになったのです。
具体的には体から2%の水分が失われると、一気に集中力が低下してしまうことも明らかになっています。
そのため、水分が不足している朝の時間、勉強などの知的な作業を行う前にはコップ一杯の水を飲みましょう。

勉強のやる気を出すコツ4 ストレッチやウォーキングなどの軽い運動をする


ジョージア大学で行われた運動と脳の研究によると、20分の軽い運動をした後の3~4時間は認知力、集中力や考察力が高まることがわかっています。
運動によって脳の血流が改善され、意欲、学習などにかかわるドーパミンを放出。集中力を持続させるだけでなく、ウィルパワーの回復にも運動は役立ちます。
ストレッチ、体操などの軽い運動、歩きながらの作業などによっても集中力が高まるのです。
運動と脳の働きの関係性を調査した他の一例をあげるとイギリスのエセックス大学の研究チームがおこなった調査があります。この調査によると、公園など戸外の緑の中で5分間、体を動かすだけで心身ともに大きなリフレッシュ効果を得られることがわかっています。

勉強のやる気を出すコツ5 締め切り効果を利用する

締め切り効果という心理学を応用したテクニックがあります。
人はやることの締め切り日時がはっきりとしていて、そこを逃すとマズイことが本能でも理性でも分かっていると、死守しようと頑張ります。 つまり締め切りが明確になっていることで、するべきタスクに集中できる(集中しなければならない)状態になれるというものです。
スマートフォンのアラームや、ストップウォッチで勉強の開始前に時間を設定することをおすすめします。

勉強のやる気を出すコツ6 作業興奮


やる気とは脳科学的にいうとドーパミンです。やる気=ドーパミン。
では、どのようにドーパミンを出すのかという話になってきます。
手足を動かしたり、脳を動かす事で側坐核に刺激を与え、やる気の元であるドーパミンが出ます。スポーツのウォーミングアップなど軽く体を動かすだけでもやる気になってくると言う事です。
逆に言うと、何もしなければ、手足も動かさなければ、やる気は出ないままです。
つまり、「やる気が出る→勉強する」ではなく、「勉強する→やる気がでる」
やる気はやってから出てくるのです。これを知っていればやる気中々でないなあ、といいYouTube見てやる気がでるのを待つといった行為がむだであるか、そしてやる気は作業興奮なんだからまずやる気がなくてもまずイスに座って始めようとする意志が出てくると思います。

勉強のやる気を出すコツ7 音楽を聴く


音楽をきくと勉強が捗る!という人、逆に勉強に集中できないという人さまざまな人がいると思います。実は、勉強をするときに音楽を聴くというのは、メリットもありますが、デメリットも存在するのです。


勉強のやる気を出すために音楽を聴くことのメリット

気分が高揚する
好きな音楽は気分を高揚させる効果があります。勉強になかなか気が向かなくて沈んだ気持ちになっているときも、音楽を聴くことでテンションをアップさせ、やる気とエネルギーを湧き上がらせる効果が期待できます。スポーツ選手などでも、会場入りの際、自分のお気に入りの音楽を聴きながらイメトレをしたりする姿が見られます。


集中力や記憶力が高まる場合がある


リラックスや集中力に関わるアルファ波の発生を促す音楽は、集中力や記憶力を高める効果もあると科学的に証明されています。例えば、クラシック音楽や静かなジャズなどは特にアルファ派の発生を促すとされ、勉強に役立つともと言われています。


勉強のやる気を出すために音楽を聴くことのデメリット


覚えている気分になるだけ
自分の好きな曲を聴きながら勉強をしていると、気分が高揚します。そして、ものすごく意義のある勉強ができているように感じます。しかし実際は、気分が高揚しているだけなのです。
気分が高揚することと記憶力・集中力がUPすることに関連性はありません。むしろ、歌詞がある曲は暗記の妨げになるとも言われています。自分の好きな歌詞がある曲は勉強開始前に聴き、勉強中は聴かないようにしましょう。

勉強のやる気を出すコツ8 眠い時は思い切って寝ること

勉強をして眠くなってくると、頭もボーッとしてきてなんども同じミスをしたり、線が乱れたり、集中が続かなかったりしますよね?
眠いけど勉強する。その意気込みは大切ですが、かけた時間の割には勉強の量も質も大したことがない、という効率の悪い状態になってしまっていませんか?
下記の記事では、睡魔とはムリに戦わずに勉強のパフォーマンスを向上させる仮眠法をご紹介します。
適度な睡眠は、記憶力がアップし、勉強のやる気も引き出します。

勉強のやる気を出すコツ9 勉強の名言を読む


受験勉強を頑張る受験生へ!受験勉強でやる気を出すとき、モチベーションを上げたい時に読んで欲しい名言集です。受験勉強の名言としてアニメ、短文、英語、やる気、嵐、四字熟語、歌詞、一言、偉人からの名言をまとめています

勉強のやる気を出すコツ10 やる気に関する本を読む


やる気を科学と心理学から学ぶことも非常におすすめします。一度知識をつけると今後の人生においても応用が効きます。
勉強のやる気が出ないときに読んでほしい本を紹介します。
『やり抜く人の9つの習慣 コロンビア大学の成功の科学』

『やり抜く人の9つの習慣』が教えてくれるのは、目標達成に必要なのは「やる気」でも「才能」でもなく「習慣」だということです。全9章に渡り、おおむね以下のようなことが説明されています。

具体的な目標の決め方
目標達成のための計画のつくり方
計画を実行するための手段


『やり抜く人の9つの習慣』では、各章の終わりに、読者のやるべきことが具体的にまとめられています。著者のアドバイスを忠実に実行すれば、ほぼ間違いなく成果が出るはず。「やる気が出ない」と感じている人は、ぜひ読んでみてください。

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