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Vol.10 おいしいご飯を誰かと食べたくなる、私の本棚を紹介します。/ ゆりの本棚

こんにちは、Sapporo Incubation Hub DRIVEのコミュニティマネージャーの川口ゆりです!!

DRIVEにもたくさん本が並んでおりますが、今日は大人メンバーの本棚!ということで、大人座店長のコーヘイさんからバトンを受け継ぎ、私が好きな本を紹介したいと思います!

さて今回も岩間さん、コーヘイさんに続いてスポーツの秋・・・といこうかと思いましたが、二人以上に語り尽くせるスポーツがないため(笑)私からは「食欲の秋」として、美味しい本をたくさん紹介したいと思います。

趣味は色々ありますが、昔から好きなことを一つだけあげるとすると、ご飯を作ること。食べること、飲むこと、作ること、作ってもらうことが好きです。「DRIVEにいない休みの日は何をやってるんですか?」と聞かれると、大体「近所のスーパーに買い物に行ってるか、変な調味料を買いに行って、なんか作ってるか、なんか食べに行ってる」です。おかげ様で、東京で住んでた家はスーパーから徒歩3秒、今住んでる家を選んだ理由も「食材の調達に便利(?)」。「いいコミュニティや関係性は”おいしい”を共有するから作られる」が私の信条です。

山の家のイタリアン 

料理が楽しくなる装丁はもちろんのこと、シンプルなのにこだわりが行き渡っている暮らしが人生そのもので素敵です。日常のなんてことない幸せはこういうところにあると信じています。作るのも食べるのもイタリアンが一番好きです。この本、意外とシンプルな調理方法にひと工夫するだけでなーんてことない食材がおいしくなる。ということが改めて伝わる名著です。家の中の様子も理想そのものです。

聡明な女は料理がうまい

料理を通して女性として、人間として貴方はどうありたいのか?という問いをガンッと突き出される本です。私が好きなパンク的精神もどこかに感じられる思想です。個性全開で潔い革命的なかっこいい本です。ササッと作って、パッと食べられる、でも華やかで楽しい。頭を使うのも大事だけど、身体全体で大胆に料理がしたくなります。

行動力の中に、圧倒的な愛情深さと優しさを感じられるのが桐島洋子さんの愛おしいところで、非常に共感するところです。料理本というよりも、生き方。あり方。

僕らのごはんは明日で待ってる / 幸福な食卓

日本の女性作家では瀬尾まいこさんが一番好きなんですが、瀬尾さんの本だけはなぜかほぼ全部持っているほどのファンです。彼女の魅力は「食卓」のシーンからつくられる家族の多様性と、寛容さ、社会の複雑性をものすごく丁寧に描く力。

瀬尾さんの書く「家族」はどこか”普通”ではなく、ちょっと一般的な家族よりはズレている。その温かみや不思議さを、いつも「一緒に誰かと何かを食べる、という行為」で表現してくれます。大切な人、仲間と一緒にごはんを食べたくなります。

(”幸福な食卓”もおすすめ)

その他にも好きな本を紹介していきます。

料理の意味とその手立て

ウー・ウェンさんの下ごしらえは極めてシンプル。でも、すごく丁寧です。もやし炒めを超丁寧に作るようになりました。うまいもやし炒めを作りたすぎて、わざわざマイヤーのフライパンも買いました。

3000日以上、毎日スープを作り続けた有賀さんのがんばらないのにおいしいスープ 

Twitterで大人気の”スープ作家”の有賀さんの本です。なに作っても美味しい、健康的。自分が喜ぶ。誰かも喜ぶ。なのにすごく特別な感じがして、楽しい本です。

一汁一菜でよいという提案 

何品目もつくらなくてはならない、料理は毎日頑張らなくてはならないという固定概念を覆してくれます。この本を読むようになってから、具沢山の味噌汁のパワーを信じるようになりました。

その他にもたくさんの美味しい本がありますが、今日はこの辺で。

人間は生まれてから死ぬまで、毎日食べることからは逃れられないですよね。めんどくさいなあと思っても、身体は栄養がなくてはならない。

ならその毎日の3食の繰り返しをなるべく楽しく、ほっとできる時間にしたい。ということで、一人暮らしをしてからは特に、暇さえあれば誰かを家に呼んで料理したり、誰かの家でありがたくご飯を食べることも。

つい最近は炊飯器も手放して、土鍋でご飯を炊いてますが、これが意外と手間もかからず、炊飯器よりもふっくらして美味しいです。ご飯を炊くだけで「旅館に来たみたいだー!!」と一人で自宅のキッチンでワクワクしてますw  

家族がいてもいなくても、一人でも誰かといても、スーパーのお惣菜であっても、宅配デリバリーでも今日もいい日だったなーと思える楽しいご飯を食べていきたいなと思います。

今日紹介した本は「料理はこうでなければ」ではなく、個性的ではありつつも肩の力が抜ける本ばかりなので、どんな人にもおすすめです。

それでは🍛

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