夕焼け空に何想う

画像1 爆弾低気圧が近づいていた冬の日。空全体が赤く染まり、雲の切間から射し込む光が木の枝を燃えるように照らしていた。夕方まで給餌場で餌を啄んでいたつがいのタンチョウも、いつもとはどこか違う雰囲気を感じ取ったのか、しばらく空を見つめていた。

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