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簡単一眼イメージセンサークリーニング

愛用カメラの画像に汚れを見つけてしまったら

私が現在愛用している一眼レフカメラ、NikonDfを購入したのは2014年。
早いもので、もう今から6年前になる。
使い込んできた、と言えるほどの使用頻度ではないが、大きなトラブルもなく現在まで使えている。
あえて言うのであれば、ラバーグリップが両面テープで張り付けてあるのだが、その一部が剥がれかけ、そのグリップ部品を取り寄せ交換したくらいだ。ラバーグリップはNikonのアフターサービスで別売り販売されており、取り寄せ注文で当時スムーズに対応してもらえた。

今回はレンズ交換式のカメラには必ず必要であろう、イメージセンサーのメンテナンスについて、私が行った方法を紹介したい。
いつものようにDfで写真を撮り、PCで画像を確認するのだが画像の所々に小さな斑点が何カ所か映っている。
どの写真にも同じ場所に。違うレンズに交換しても同じ結果に。
レンズ交換式のカメラの宿命として、レンズを交換する際にイメージセンサーに小さな埃などが入り込んでしまい、画像に影響を及ぼすというものがある。どこかの隙間からかどうしても入ってしまうようだし、その現象の原因は様々で、レンズ交換を頻繁に行わなくとも起きてしまうようだ。
レンズを綺麗にしても画像に小さな斑点が映るようなら、イメージセンサーが汚れている可能性が高い。

イメージセンサーを自分でクリーニングする

まず試すのはカメラについている機能「イメージセンサークリーニング」を実行してみる。(Nikon Dfの場合)

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ちょっとした埃ならイメージセンサーを振動させ埃を弾いてくれるので何度か行ってみる。
汚れがとれたかどうかの確認はF値を最大に(数値の高く)し、ライブビューモードにする。
白いものなど汚れが分かりやすいものを液晶に表示させて汚れが確認できる。
それでも汚れがとれなければ、掃除道具を使ってクリーニングを行う。
まずその前に確認することは汚れが液晶画面に映っている映像のどの位置にあるか、ということ。
イメージセンサーの実際に汚れがついている場所は、ライブビュー画面とは左右上下逆向きになる。
ミラーアップを行い、イメージセンサーのどの場所に汚れがあるか目視する。
見つけられないことも多いが(汗)汚れているだいたいの場所が分かれば、本体を下向きに、その部分に向かってブロワーで風を吹き付ける。軽くブラシで撫でてみる。(Dfの場合、バッテリーが切れると開いていたシャッター幕も自動で下りるため、充電は満タンにしておくのが無難)

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センサークリーニングの救世主

そこで私はあるツールを使うことを試みた。
それは「綿棒」。

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私の家にたまたまあった薬局で売っている耳かき用の綿棒だ。特に耳かき用でなくともよいが(笑)
それだけデリケートな場所を掃除することになるので綿棒自体が個包装され埃などがついていない、とにかく保存状態のよい清潔なものが良い。
(この方法を試すことは自己責任でお願いいたします)
クリーニング液は使わず、ただイメージセンサーの汚れた個所をやさしく耳かきをするように撫でるだけ。

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注意点としては、間違っても適当なクリーニング液を綿棒につけて掃除しないこと。
(またまた家にあったMDレンズクリーナー液を試しにごく僅かだけ綿棒につけ、他のレンズの隅を掃除してみたのだが、ムラが残りまくるという結果となった。下手にクリーニング液を使うことはその液をムラなく拭きとらなければならず、手間もかかり高リスク)
汚れのない場所はできるだけ触れないようにする。
目に見える埃はなるべくブロワーで吹き飛ばし、それでもダメな場合に綿棒を使うようにする。綿棒でセンサー面に摩擦を加えること自体、傷をつける原因になる。また、掃除により綿棒についた埃がレンズとの摩擦で傷をつけないとも限らない。
この綿棒作戦でもとれない汚れの場合、市販のクリーニングキットやメーカーにメンテ依頼、とすれば良い。
他に方法があるとすれば、画像修正で斑点を消す、斑点を気にせず撮る、という方法もある。
一眼レフの写真に小さな斑点が映る時の対処方法として参考にしてもらえればと思う。

instagramにてNikon Dfで私が撮影した写真を毎日更新中です。主に自然の写真を公開しています。一眼レフカメラや写真に興味のある方、是非お越しください。
ototorium https://www.instagram.com/ototorium/

PIXTAで写真販売をしています。お気に入りの一枚が見つかりますように。
ototorium https://creator.pixta.jp/@tokion


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