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小豆島滞在日記(その5):嵐のあとのまめまめ日和

【6月3日】

07:30 起床
いただいてきた太麺のそうめんを食べた。
すだちうどんのもとかけて、ポテチ。レタスいただいたがシンクなくて洗えなかったのでそうめんゆでたあとの汁でレタスもゆでた。

「小豆島滞在日記」
そうめん

08:45-09:10
ずっと雨続きでできていなかった蔵の調査。
長袖長ズボンに雨用ポンチョをかぶって、
勝手口から中庭を通り、蔵へ向かった。

中庭と蔵

気温18度。その後26度一定。
蔵の実測もしておく。

「小豆島滞在日記」

チカコさん→蔵の片付けと整理
ウスイ→坂手のまちあるきと記録

09:30-12:00
ウスイまちあるき

ひたすら歩く

荒神神社→美井戸神社のあたりから上がっていき、坂手ふれあい農道まで出る。お遍路みちと重なって、すごくのぼって坂手が小さい。

「小豆島滞在日記」
小さな坂手港

坂手墓地に入る。晴れて穏やか。よく風の通る見晴らしのよいところ。東屋あってまちを眺め風を感じつつしばらくぼーっとしてしまう。途中静かに下からのぼってきたおじさんと、静かなご挨拶。無縁仏に手を合わせつつ、極めてゆっくり、30分ほどかけて一番下までおりていく。

「小豆島滞在日記」
坂手墓地
坂手墓地

港との境の道をずっと西へ歩いていくと、海側に出て、稲荷神社にもいってみる。海をのぞく。小さなフグがたくさん、フワフワ泳いでいる。釣り人多し。神社上までのぼっていくと、丘をこえる道に出る。寒霞渓荘ホテル(廃)の跡みて、景色みる。

「小豆島滞在日記」
小さなフグがフワフワ
稲荷神社
はずれから坂手を眺める

集落西側の路地も歩く。壷井栄生誕の地で同年齢のオリーブの木。途中からまた上へいく。畑通って、観音寺横の方の坂手墓地にも寄る。そこからまた景色を広く眺める。何度か深呼吸して、おりて、家に帰った。帰ったらもうお昼の時間になっていた。

「小豆島滞在日記」
壷井栄生誕の地
ふつうの路地
坂手墓地より

チカコさんも作業を終えていて、準備してまめまめ(びーる)に向かった。私は15:30頃のフェリーで帰る。

「小豆島滞在日記」
待ちきれずちょっと飲んじゃった

物事そう穏やかにはいかない。

まめまめびーるでご挨拶。私は唐揚げ定食と、1杯目はあかまめまめ。お昼食べてゆっくりしつつふとスマホみると、「アミー号運休のお知らせ」。台風の影響で乗るはずだった夜行バスの運休。新幹線も調べるが、乱れている様子。帰るのやめよう。

「小豆島滞在日記」

結局乗る予定だったフェリーはまめまめびーるのテラスから見送り、2杯目、3杯目と飲んだ。

ヒリヒリブラック。ピリッとおいしい。
しろまめまめも飲んでおく。
暇をしている。


15:30すぎ、乗る予定だったフェリーをまめまめから見送った。バイバイ。

「小豆島滞在日記」

16:00
一度家に戻り、草壁港近くまでバスで向かう。結局洗濯機が使えないままなので、まとめて洗濯をするためにコインランドリーに来た。洗っている30分ほどの間に近所の「MINORI GELATO」へ。

ブラッドオレンジ&いちご

季節ごと変わるジェラート。小豆島らしい甘じょっぱな醤油クランブルは王道に大好きですが、今回はとてもフルーツの気分だったので。ブラッドオレンジ(左)と、小豆島のいちご(右)の2種盛りに。

坂手とはまた違った風景の草壁港で夕焼けを眺め、洗濯物の乾燥も済ませ、またバスで坂手へ戻る。

草壁港

家に荷物を投げ込んだらまた家を飛び出す。足早に港へ向かい、しばし夕焼けを眺める。

坂手港の夕焼けと鳥
坂手港の夕焼け
坂手港

帰れなかったことで、週末夜しかやっていない、坂手港での「まめまめ屋台」に行くことができたのは幸いでした。港の入口に簡易的な屋台が立ち上がっており、おつまみとまめまめびーるを楽しみながら、地元の方々とわいわいすることができるいい場所です。

まめまめ屋台
常連さんたちは20時頃にやってきます

このあと地元の方々や偶然訪れていた方々と盛り上がり、しばらく飲みながら坂手のことを教えていただいたり、これからよろしくお願いしますといったご挨拶をしたり、楽しい時間を過ごさせていただきました。

今度こそ本当に最後の夜。まだ調査のメモやらなんやらとっちらかっている机。生活感が出てきたキッチンとテント周り。家の中でテント泊している話をしたところ地元の皆さまは若干引いていましたが。楽しい5泊6日を過ごし、「我々のおうち」にちゃんとなったなあと感じます。

キャンプ地

【6月4日】

06:00
起床。片付け。荷造り。

07:00
出発。

強めの朝日浴びつつ、朝の海を眺める。快晴。

07:30
フェリー出発。

フェリーからの景色
海から坂手を眺める

島の小さな集落は、その中から風景を感じるのと、集落のはずれから眺めるのと、一番高いところから見下ろすのと、さらに海に浮いて眺めるのと、印象が変わるのがとても楽しいことでした。



「小豆島滞在日記」
「小豆島滞在日記」


(文章:ウスイ)






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