スタジオメガネ

多摩ニュータウンにある一級建築士事務所です。

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マガジン

  • 日本酒バー・まわりみち

    日本酒好きの画家×大学院生による日本酒バー企画。不定期でイベントの様子をお伝えしたり、告知をしたり、楽しかった小話を載せていったりしていく予定です。

  • 小豆島プロジェクト

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スタジオメガネの考え

スタジオメガネは、2017年多摩ニュータウンの近隣センターである落合商店街で立ち上げた一級建築士事務所である。 このnoteでは、さまざまな「視点」でわたしたちが関わっていく「マチ」「生活」「デザイン」の考え方や過程などを文章にしたため、私たちのプロジェクトの一環として育てていきたいと考えている。 プラクティス私たちの考えるプロジェクトは全て「実践」という言葉を用いている、これは私たちの大事な手法と思っているからである。「やりながら考える。」「考えながら微妙なチューニング

    • 画家と大学院生の日本酒バー・まわりみち #1

      週末の夜、いつもよりほんのちょこっとまわりみち。お酒とか、アートとか、人とか、それぞれのその時々にとって、素敵な出会いのきかっけになるように。 STOAにて、日本酒好きの画家(イノウエさん)と大学院生(ウスイ)がセレクトした日本酒バー企画がはじまりました。 実は2,3年前からずっと、いつかスタジオメガネで夜にお酒を飲める場をつくれたら良いなと話していました。ようやくコロナも落ち着きつつあり、昨年10月からはSTOAとして設計事務所をまちに開いていく取り組みもスタートし、長

      • 小豆島滞在日記(その5):嵐のあとのまめまめ日和

        【6月3日】 08:45-09:10 ずっと雨続きでできていなかった蔵の調査。 長袖長ズボンに雨用ポンチョをかぶって、 勝手口から中庭を通り、蔵へ向かった。 チカコさん→蔵の片付けと整理 ウスイ→坂手のまちあるきと記録 09:30-12:00 ウスイまちあるき 物事そう穏やかにはいかない。 結局乗る予定だったフェリーはまめまめびーるのテラスから見送り、2杯目、3杯目と飲んだ。 16:00 一度家に戻り、草壁港近くまでバスで向かう。結局洗濯機が使えないままなので、ま

        • 小豆島滞在日記(その4):台風接近

          【6月2日】 母屋の玄関を開けると、12~15cmほどあるムカデが這っていた。チカコさんが土間から外の中庭に掃き出す。蚊や他の虫も数多お見かけするため、蚊取り線香を焚いてみることにした。日本の夏にはやっぱりこれが効く。ほんとうによく効いた。 大雨だったので、屋根裏含めおうち全体の雨漏りチェックをしてまわる。ついでに屋根裏2つの実測もする。驚くべきことに、屋根裏を含めて雨漏りは1か所もなかった。 その後、窓やドアなど開口部の実測を追加。雨で外に出られないので、家の中をでき

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        スタジオメガネの考え

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        • 日本酒バー・まわりみち
          1本
        • 小豆島プロジェクト
          6本

        記事

          小豆島滞在日記(その3):台風前夜

          【6月1日】 07:00 起床 朝パン ハチの生き残りを殺し、 チカコさんが巣も取った。 08:00-09:00 周辺まちあるき 09:00-12:00 ウスイはオンラインでゼミ。 チカコさん掃除と洗濯機設置。 (100Vの電源に洗濯機は200Vで、つかない。) 洗濯機設置作業を眺めながら何気に視線を上にあげると、再びハチの巣を見つける。 業者さんを待つ間、ふと勝手口から中庭を見てみたら、猫がのんきにお昼寝をしていた。 13:30 業者さん到着。ハチ駆除。しばら

          小豆島滞在日記(その3):台風前夜

          小豆島滞在日記(その2):まったり、のち、蜂と闘う。

          【5月31日】 朝から蔵以外の部屋を、屋根裏2つも含めて実測していく。気付いたら3時間ほど経っていた。 テーブルができ、敷物がレジャーシートから布のカーペットに変わった。だいぶ生活感がでてきている。 遅めの昼食が終わる頃、坂手でお世話になっている方のお家でお茶をしようというお話に。コーヒーをいただいていると、また別の方もいらっしゃって、「初めまして」とご挨拶。 それぞれの坂手での取り組みなど、 簡単な意見交換。 15:00-16:30 坂手唯一のビーチ・瀬戸の浜に連

          小豆島滞在日記(その2):まったり、のち、蜂と闘う。

          小豆島滞在日記(その1):古民家でキャンプ

          2023年5月30日~6月4日の5泊6日で、坂手の古民家へ泊まり込み調査に行ってきました。今回の調査は「ウスイ」と「チカコさん」の2人です。 「小豆島滞在日記」という形で日記として記録していたものを、その1からその5としてまとめていきます。 【5月29日】 新宿「千草」にてチカコさんと合流。 最高のお店。レンコンのはさみ揚げ、さといもの浸し揚げ、お酒は浜千鳥など。 常連さんのボックス席に荷物を置かせてもらった。私たちは3.5kgのテントと、寝袋を、1人1つずつ背負って

          小豆島滞在日記(その1):古民家でキャンプ

          小豆島プロジェクト、始まります。

          築150年の古民家を活用したプロジェクトが、本格的に始まります。noteの方では小豆島滞在中の記録や、古民家について調べたこと、古民家がある坂手地区周辺の歴史や暮らしなどを少しずつまとめていこうと思っています。 今回はその第1弾として、写真付きで古民家の中を軽く紹介していきます。 2023年2月3日から2月7日。 設計事務所のメンバー全員で小豆島に行ってきました。2年ほど前から動き始めてはいたのですが、全員で訪れるのは今回が初。 我々が関わる古民家は、小豆島の中でも「坂

          小豆島プロジェクト、始まります。

          設計事務所の一角から始まるストア

          10/1(月)スタジオメガネ事務所内に STOA という店がオープンします。 「STOA 」には 古代ギリシャ時代の市民の集う所に建てられた列柱廊建築。という意味があります。そこでは、民衆が集う市や芸術家の発表の場として公共空間の役割がありました。私たちがこの時代にマチの新たな場所を考えるにあたり、よりローカルで、かつ普遍的な “ストア”という名を選ぶことにしました。 「STOA」のような開かれた場所をつくることが可能かを実践するプロジェクトでありながら、その地域に住まう

          設計事務所の一角から始まるストア