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昭和の頃のフィルム感を出したい

といっても昭和の頃ってそこまでレンズは今のようにぱきっとしていないので中途半端なフォーカスだったりちょっと高いフィルムだと色がすごく出て今見ると「彩度上げすぎ」とかやすいふぃるむだったら色出ない・・・(今なら生成AIでカラー化できますが・・・そこまでぱきっとしないでしょう。)


今のカメラは性能がいい

多分一番いいカメラは・・・携帯電話のカメラ

重さとか携帯性とかを考えて一番いいカメラはスマホのカメラだと思います。このおかげでコンデジは風前の灯火・・・トイカメラでもおそらくエフェクトが進化すれば多分要らなくなるでしょう。
多分何でもできると思うものってスマホでしょうね。

でも現像(LOGとかRAWとか)する人はあまりいないと思います。重いし、データ量食うし、なるべくJPGで残した方が容量食わないからクラウトサービスのアップデートが気にならなくなりますよね・・・私もそんな一人です。

JPGで撮ると加工できない?

おそらく色の可逆の話になるのですが、できますが・・・持っている色は死んでしまうことがあります。ただ、フィルターを使うと元あった色を確かめながら加工することができます。

白黒情報だけでなんとかなることも。

これはフィルム調な写真を撮る際に考えることです。色を生かすか殺すか。
前述のぱきっとしたカラーか死んだカラーかをここで考えるといいでしょう。
いつもの写真を用意しました

photoshopに乗せたら元画像を複製して
イメージ→色調補正→白黒で2色化してさらに
イメージ→色調補正→トーンカーブで明るさをちょっと上げて暗さをちょっと下げる

昔の写真風にレンズ加工もしましょう

ということでこの素材に・・・
フィルター→ぼかし→ぼかし(レンズ)を選択します。

コツとしてはソースの焦点距離を何かしらにしないとブラーが適当に入ってしまうのです。そもそも画像に深度(奥行情報)を持たせてないけど、昔のレンズなんて基本そんな機能無いので・・・ここは適当に入れていきます。
本当に適当です。感覚でこれくらいかなと・・・

元写真との合成

完成したら元写真と合成していきます。
色を変更した画像の上に「通常」と書いてあるタブを開いて乗算とする・・・すると

黒がかなりいい感じに乗った写真になります。これでもいい感じなのですが、もう少し色を殺したい・・・となればこのレイヤーを複製してスクリーン合成、不透明度をちょっといじくります。


すると昭和のフィルムの様なボケ具合と色味のある写真が完成します。

調整レイヤーではなくなぜ元画像を使うのか

画像処理は情報量か重いんです。調整レイヤーはアルファチャンネルにかけるためさらに重くなります。ので色情報レベルの合成なら元画像を複製して情報を見ながら合成した方が作業が楽です。

次回は

この写真の応用編をやっていこうと思います。