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第5回「絶句する光景」の作品ご披露!と、第4回お題発表

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こんにちは、STUDIO HOLIDAYの三野クリコです。スタホリおえかき部でお題を捻り出す係をやっております。スタホリおえかき部って何?って方のために簡単にルールをおさらい。

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なんと!今回は社外ゲストが2名も参戦!

社内部活動として始まったおえかき部ですが、そんな我らの活動に触発されて、自分もおえかき部に参加してみたい!という奇特な方が現れました!

しかも2名も!!

え〜〜!まぢすか!わーーい。

ということで前週のお題「絶景する光景」、まずはゲスト参加の2名の作品からご紹介しましょう。

ゲスト参加のスーさん。絵からダイレクトに伝わってくるリアルな絶望感、女性ファッション誌のコラムで共感を呼びそう!

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ゲスト参加してくださったのは、SOO DESIGN代表のスーさん!素敵なママデザイナーさんです。ご自身の日常の一コマでしょうか、絶句な光景を描いているのに絵のタッチや色の鮮やかさから妙なリアルさが感じられ、思わず「わかるわかる!」と共感してしまう魅力があります。これがファッション誌のコラムとかに載っていたら思わず読んじゃう共感を呼ぶイラストですね!それにしてもママしながらご自身の会社もやってるなんて、ほんとスゴイ。

ゲスト参加どうけさん。なんとも詩的な響きを感じるシーン。主人公の足元に漂うなんともいえない切なさ。

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ゲスト参加2人目は、元FLASHデベロッパーのフロントエンドエンジニア兼テクニカルディレクター。好きなことは絵を描くこととギターの演奏、粘土。というどうけさん!まず印象的なのはこの足元と地面に置いたギターケース。雪が降る夜に遠くの街を見ながら立ち尽くしている主人公はが絶望している様子がこの構図からひしひしと伝わります。色を反転させたことで?切なさがにじみ出てるのもとっても詩的です。さて絶句する理由が気になるところ。。

さて、ゲスト参加に引き続き、スタホリメンバーはどんな作品を描いたのか!

「目の前が真っ白になる」を絵で表現すると、こういうことかもしれない!?ホリデー社長の絶句はやっぱりポップ

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まるでFBIのオフィスで緊迫した事件の時に出てきそうな海外ドラマで見そうな一場面、これはおえかきしているMACがエラーで上書き保存していないのに強制終了となってしまった図。ホリデー社長の発想はいつもひねりがあって面白い、手に持つカラーパレットやペンがまるで武器のよう。主人公の顔を描かないところや、髪がなびいてる描写が、「終わった」感が出てて、なかなか悲壮感が出てますね。今では自動保存機能がありますが、逐一ちゃんと上書き保存をしときましょうと、誰もが一度は味わった絶句を描いてくださいました。

これは怖い、「犯人はオレだった系」スリラー!目に見えない内なる自分に出会った瞬間。

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またまた心的なスリラー作品に仕上げてきたのがきりちゃん。きりちゃんの絵は「自分」が主人公な作品がとても多いと思いますが、映画のワンシーンみたいですね。「実は犯人はオレだった系」作品と私は呼んでいますが、最後のネタバレの実にドキッとするシーンです。背景のシーンが一切なく、どこか客観的に自分を見つめている後ろ姿がとても怖いです。しかし、この後のシーンが気になりますね、どう続くのだろう・・・!

さて、お絵描きした皆さんの感想は?

<どうけさん>
わりと素直に光景にしてしまったのですが。
2000年ごろ真冬のある日、大雪だったんですが、部活のライブ帰りに終電を逃してしまい、その日に限ってギター2本抱えて5キロ近く歩いたときの田舎の果てしない雪景色は絶望的なものがありました。
遠くに見える阪神高速が切なかった感じです。

<ホリデー社長>
我ら往年のデザイナーにとって絶句する光景、これまでの作業時間とやる気とインスピレーションが全部無に帰す、あの絶望の瞬間にご丁寧に爆弾グラフィック出してくるって、考えたらすごいUXだよね。。なんでちゃんと保存してなかったんだ俺のバカバカバカ!と、、自分の所業を悔やんでも悔やみきれず、茫然自失でその日はもうベッドに倒れ込むしかなくなるあの感覚。最近は自動保存してくれる素敵な環境がだいぶ整ってきてるしフリーズ自体もそんなに起きなくなって、戦々恐々のあの頃から比べると、ほんとテクノロジーの進化を感じざるを得ません。

<きりちゃん>
今回は前に見た夢の内容をほぼそのまま漫画にしました。ほんとに怖かったよ!どう続くのだろうとコメントがありましたので夢の続きを話すと、暴れてるのが自分だと気づいてからハチャメチャに暴れて友人を襲いかけたので、男の人2人に取り押さえられて保健室に連れて行かれました。大丈夫ですか?これ引かれるやつじゃないですか?怖かったなあという気持ちが伝わっておりましたら幸いです!これからもスタホリおえかき部をよろしくお願いします(笑)

それでは第6回のイラストお題の発表です。
「天気雨」

私の好きな映画で、黒沢明監督の「夢」という短編映画があります。
黒沢明監督が実際に見た「夢」を映画化した作品で、とても景色が美しく気が付くと見たくなり、ジブリ的な中毒性のある映画です。
その話の一つに「日照り雨」というお話があります。
突然降りだす日照り雨を見て母は幼い「私」に「外へ出て行ってはいけないよ、こんな日には狐の嫁入りがあるからね。」と言うのです。
日照り雨というのは「天気雨」「通り雨」「狐の嫁入り」とも言われていて、空は晴れているのに突然ザーっと降ってくる雨のことです。
なぜ狐の嫁入りと呼ぶかは諸説あるようですが、狐の嫁入り行列を人間から隠すために雨に紛れて行くのだそうです。
突然降る雨が昔は説明がつかない怪奇現象だったことからこんな言葉で例えられたそうです。雨をこんな風に例える発想がなんだか表現豊かで面白いなって思います。
ところでこの天気雨、英語だと「SUN SHOWER」韓国やマレーシアでは「キツネの雨」イギリスでは「Monkey’s birthday」と表現されるそうです。動物に例えるのはなんでだろう?
さて、ここで今週のお題です。
「天気雨」
梅雨のしとしと雨と違って、天気雨が降るとなぜかテンションが上がる私です。おそらく「すぐやむ」「空が晴れている」「虹が出るかも」とか、
ふだんと違ってめったに出会えないラッキー感があるんだと思います。
皆さんの天気雨の印象ってどんな感じですか?

ちなみに我が家の柴犬は雨が降って濡れると、常温においておいた油揚げのような香ばしい香りがします。

それではまた次回!

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