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私たちは、どんな未来を想像していたのか?【理想のひみつ道具】

こんにちは、Studio Topitaです!
私たちは理想郷を本気で「想像」「創造」するサークルと称し、毎月テーマを決めて語り合い、議事録をアップロードしています。
ぱっと聞いただけでは「?」かもしれませんので、どうぞ是非、自己紹介をご一読いただきたいです。
(常連さんは、いつもありがとうございます!)

Studio Topia 9月
「私たちは、どんな未来を想像していたのか?」

今月のテーマは、「理想のひみつ道具」。
このテーマを思いついたきっかけは、次のツイートでした。

国民的漫画である、藤子・F・不二雄さんの漫画、『ドラえもん』と、ひみつ道具。そのコンセプトをもとに、東京大学の稲見教授が技術的に実現した「透明マント」の紹介です。

これを見て最初に思ったのは、きっと皆さんも感じるであろう「え、実現できちゃうの?」という、驚き+興味の気持ち。そして、「本当に実現できるとして、この社会はどう変わっていくんだろう」という疑問でした。

まず、私たちは、慣れ親しんだ『ドラえもん』と同じような22世紀を目指しているわけではありません。その一方で、その世界にあるものと同じもの超全力でを作ろうとして、受け止める人々がいる。それがまず面白いです(私もその一人ですが)。ある意味では2次創作(?)ですが、それはもう、社会を思い切り変えてしまうようなパワーを持つ2次創作なのです。

さらに、「ひみつ道具」に感じるロマンと、「ひみつ道具がある世界」に感じるロマンは同じなのか、と突き詰めてみたさもあります。両者は全然違うもので、よくよく考えてみれば、「ひみつ道具があればいい」わけではない可能性があります。
技術が全てではなく、それを受け止める我々のあり方や考え方がとても大切になってくるはずだ、ということです。
聞きがちな例では、「ほんやくコンニャクは言語学習の機会を奪うので、存在するべきではないのでは?」などというものが挙げられるでしょう。

と、そんなわけで、9月は「理想のひみつ道具」。
こんなことをさまざまに考えていきながら、『ドラえもん』と「ひみつ道具」、理想の未来に想いを馳せていきます。
子供の時に思い描いていた未来を大人バージョンで描き直してみて、現実と空想を混ぜながら、「理想のひみつ道具」と、それが存在しうる世界を考えられたら良いなと考えています。(奈都)

▼参考:テレビ朝日「ひみつ道具カタログ」

本記事の本筋からはずれますが…
StudioTopiaはこの9月でスタートから1年が経ちました!
あっという間な1年でしたが、コンスタントに「理想郷」を考え続けて、世界の捉え方が変わったり、新しいことに気づいたりと、とても楽しい時間でもありました!
参加してくださっている皆さんも、読んでくださっている皆さんも、ありがとうございます。
まだまだ「理想郷」を、物事の本質に立ち返りながら、空想して、話して、目指して行けたらと思います。
そして、もっと多くの方と繋がっていけたら良いなと考えています。
次の1年も、よろしくお願いいたします!

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