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ウォンバット訪問記~タスマニア編(5)~前編

こんにちは、STUDIO OTOMARUです。
今日はモールクリークから西に走りクレイドルマウンテンで野生のウォンバット観察に挑戦します。キャビンに戻ってきたらその足でお隣のトロウワナ自然保護区にお邪魔します。合計で167kmのドライブです。

ルート

モールクリーク→クレイドルマウンテン→シェフィールド→トロウワナ自然保護区→キャビン
(元々はクレイドルマウンテンとモールクリークキャビンの往復予定でしたが、山道ドライブで想像以上にガソリンを消費したのでシェフィールドの街に寄り給油しました)

夜明け前のデンジャラスドライブ

モールクリークからロニークリークにはナビで1.5hかかります。
それは、100km/h制限で走った前提の予想時間です。
絶対そんな速度で走れないので、時間に余裕を持って5時にキャビンをたち、2h~2.5hかけてロニークリークへ行こうという話になりました。

闇と霧

朝早く行く理由

朝か夕方のウォンバットが活性化する時間帯を狙うため、シャトルバスの運行時間前にロニークリークへ入り、出る必要がありました。
(*事前の検索で確かな情報を得られませんでした。)
検索によると、

・入口のブームバーは自分で開けられる
・シャトルバスの運行が始まったらバスの後ろに付いて降りる(出る)こと

という程度の情報しか得られませんでした。「営業が始まったら出られない」と書いている人もいたので、念のため営業時間前に観察を終えて退散する必要がありそうです。
しかも数年前の口コミなので今どうなっているかわかりません。
加えて、国立公園のパークパスはビジターセンターの営業前にどうやって手に入れるのか?そもそも必要なのか?持っている前提なのか?
わからないことだらけでした。

細心の注意を払いつつ、クレイドルマウンテンを目指します

想定通りのデンジャラスドライブでした。
夜明け前の真っ暗な道には街灯一つなく(対向車などを発見しやすいので暗い方が逆に良いのかも)、周囲は霧に覆われて100m程度しか見通せず怖かったです。おすすめはできないです。
50km/hくらいの速度で走りました。
幸いなことに対向車は3台、後ろからは1台しか来ませんでした。
(多分)地元民の走りは早かったです。テールライトがあっという間に消えて無くなりました。


運転に自信のないかたは絶対にやめたほうがいいです!
自信があっても慎重に!

ようやく夜が明けてきました

クレイドルマウンテンの入口ゲートに到着!

夜が明けてきた7時過ぎに例のブームゲートの前に到着しました。
アップダウン、加減速の多い山道で予想以上にガソリンを消費したので、クレイドルマウンテンのビジターセンターに給油所を見つけた時は安心しました。

結局、入れず

ブームバーの前に来ましたが、手で開けられそうな感じはありません。
しかも、看板をみると「パークパスの掲示がないと罰金」だそうです。
パークパスが無いのでチャレンジ終了のお知らせです。
(この後、実は入れたことが判明します)

左手のランプを通って退散します

朝食や散策で時間を潰して始発バスで入る事にしました。

営業時間前の入り方と出かた

受付で時間外の入り方を確認しました。
参考までに
・ブームゲートに接近すると車を検知して開く
(私たちは接近が足りなかったみたいです。)
・出るなら8:45までそれ以降は下りのバスを待ち、後ろに付いて出る
(理由は一本道だからみたいです。バス同士が無線でやり取りしてすれ違いのタイミングを調整していました。)
・パークパスは必要です。ダッシュボードに掲示してください。
必ず現地で情報を確認してから実行してください。
上記の正確性は保証できません。

パークパスはキオスクで買えたかも..

こちらの機械で買えるみたいです。気が付かなった、、

National Park Pass Machineって書いてある

ついにロニークリークに行けます!

靴底洗浄してからバスに乗り込みます

洗浄液とブラシで靴底を綺麗にします。
持ち込まない、持ち出さないために帰りもした方が良さそうです。

黒いゴムのポンプをにぎにぎすると洗浄液がでます。

バスに揺られること15分ほど

ロニークリークバス停に到着!

走り去るバス

右手には動画でよく見るロニークリークの草原地帯が広がっています。

本気で丸一日トレッキングをする方と、私たちみたいに遊歩道を少し散策しようという観光客が入り混じっています。


ウォンウン


動画から切り出したプープ画像

一生分の四角いプープをみました。
本当に四角いです!!感動 
飼育下だと水分が多くて四角にはならないらしいです。

朝イチなのでホカホカでした 笑

しかし、なかなかウォンは居ません。
野生なのでちゃんと夜行性で
朝だからホカホカ💩を残して寝始めたのでしょう。

野生ウォンバット


おわかりいただけるだろうか、、
いた!

少し散策して入り口付近に戻ると
妻が動く茶色い物体を発見!

妻は視力が良いのです。

ワァー!と感動して見てると
地元の方らしき人が
「私たちはラッキーだよ、通常は午後3時くらいにでてくるからね!よかったね!」
と声をかけてくれました。

つまり、夕方の方がおすすめです。
あと、遊歩道ですので、人通りを遮らないように観察することが鉄則です。

視力の悪い夫は不完全燃焼気味

川を眺めながら(遊歩道ではない場所)
午後3時が良いとの情報でまた出直すか考え
まあ、もう一回遊歩道行ってみるかと

行ってみると!

遊歩道に向かってくるウォンバットに会えました。

もぐ
もぐもぐ
もぐもぐもぐ
草の食べ歩き


野生動物への接近ルールを意識しつつ、あまり近寄らず観察しました。


happy dance

野生のゴリゴリだぁー!!!

ゴリゴリが終わって帰宅のようです

ウォンバットのお尻ゴリゴリを見れました。
そこに居合わせた他の方達もニッコリ :)

茂みの陰にウォン

他にも山を登るウォンなどを見れてニッコリ

うまくカモフラージュできてる(左側中あたり)

ウォンバットがたくさん住んでいることは納得の環境でした。
他の場所とは全く雰囲気が違います。
掘りやすそうな土、隠れやすそうで美味しそうな植物。
来てよかったです。

この場所、素敵です。

お昼前のクレイドルマウンテン

ロニークリークからバスで降りてくると、朝方はまばらだった駐車場にたくさん車が停まっていました。
レジャーにちょうど良い国立公園だと思います。

ビジターセンターにはパス販売のほか、カフェが併設されています。
駐車場には車がたくさん


お次はトロウワナにお邪魔します!

後編に続く、、


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