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【1人全奏】リメイク版「LIVE A LIVE(ライブアライブ)」の原始編戦闘曲『Kiss of Jealousy』を1人で全楽器演奏してみた

7月にリメイクされたスーパーファミコンの名作RPG『LIVE A LVE』から、原始編戦闘曲『Kiss of Jealousy』を全楽器演奏してみました。

これアップしたのは1ヶ月くらい前ですが、この曲に関して思いの丈を語りたくなったので、今更感満載ですが記事を書くことにしました。まずは上の動画をご視聴の上、ご覧ください!

原始時代の曲≒ラテン系?

この曲は私の大好きなRPG『LIVE A LIVE』の中でもかなりの良曲と思っているもので、オリジナルは下村陽子さん作曲。今回演奏したのはリメイクに伴うアレンジ版で岩田彬良さん編曲のもの。

この曲のゲームの中での使い所ですが、言葉が存在しない原始時代で敵(と言うよりケモノ)と遭遇したときのバトルで流れます。オリジナル版はどちらかと言うと少しラテンっぽいリズムだけど普通の16ビート曲と、そこまでラテンな感じはしません。下村さんがこの曲を作った当時は原始時代のイメージがラテン系だったのかな?なんて感じる仕上がりになっています。

ところがリメイク版になるとガチのラテンリズムに基づく楽曲になっている!日本人にはあんまり馴染みのないリズムや、ピアノとベースの独特のフレーズが土着っぽさを感じさせてくれます。これはぜひとも演奏したい

制作は困難の連続

そんなわけで原曲のサウンドトラックを仕入れていつもの音取り。譜面作るのはそんなに大変ではなかったし、音色も管楽器系を鍵盤ハーモニカで代用した以外はオリジナル音色の楽器でなんとかなりそうだったのですが、問題は録画。リズムが難しい!普通に演奏できたと思って編集段階で他のパートと合わせると見事にバラバラ → はい、やり直し。これを何回やらかしたことか。

そこら辺の曲で聞き慣れているリズムは2拍4拍にスネアの音でアクセントがつけられています。これに対してラテン系のリズムって基本的にアクセントが拍のウラに来るんですよね。2拍ウラとか1拍の16分音符4個目とか。これがきちっとできてないとラテン系独特のウネリが再現できない。こういうリズムをすんなり受け入れられるラテン系の人ってすごいですね。どうやってリズム感を養ったのか中南米の人にぜひ聞いてみたいです。

そうそう、今回初の使用となったのがアコースティックギター。エレアコの機能もついてるからピックアップで拾った音をそのままPCに取り込めばいいや、と思ってたらピックアップ経由の音は実際に聞こえる音色と全然違うのね……これは想定外でした。初心者なら1度は通る道なのかもしれませんが、次回はきちんと外音を拾うようにしようと思います。
あとパーカッションも加えました。これあると一気に土着感が出ていいですねえ。積極的に使ってみよう。

出来上がりにはそこそこ満足

結局のところかなり真面目に練習して、がんばって演奏して録画して、なんとか聞ける程度にはなったかなというレベルに到達した、と思いたい……
とは言え、個人的にはラテン系のリズムは大好物なので、今回の演奏には満足しています。2-3クラーベというリズムをドラムで叩いたりトゥンバオというオークターブ主体で奏でるフレーズをピアノで弾いたりするのは気持ちいい!
ついでに言うと画面9分割に対して楽器が8種類だったので、無理やり9画面にするためにドラムのフットワークを映してみました。叩いたのは2-3クラーベのいちばん基本なリズムですが、これだけでも叩ければ満足感得られる&なんかよくわからんがすごいと思われるので、ドラマーの方には練習してみるのオススメです!私は超ゆっくりのテンポで、左足と右足、左手と右手の組み合わせでそれぞれ練習して、できるようになったら両手両足あわせる、という感じで練習しました。

「1人全奏」次回作は?

実はもうすでに制作中で、あとメロディーの演奏を撮って編集する段階です。最近話題のアニメから、ギターロックな曲を近いうちにアップする予定です。久々にギター弾いて指痛い。

以前にも書きましたがLIVE A LIVEの楽曲はもうちょっとやりたい曲があるので、いつか1人全奏動画をまた作ろうと思います。



私、Nishyは【1人全奏】動画を作っています。
よろしければリストから他の動画もどうぞ。
https://www.youtube.com/channel/UCvaIXmjiCnw45ipqkO9m6mQ/playlists


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