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雨の日のひざ掛け rain blanket 仕様まとめ

 車いすで通勤される方からのご相談で製作した「雨の日のひざ掛け rain blanket」をご紹介します。

◼️形状

 ひざ掛けはこんな形をしています。

「雨の日のひざ掛け rain blanket」の形状

◼️上端のストラップ

 上端にはストラップがついていて、首にかけて使用します。洋服の着込み具合や膝上に置いた荷物の量に合わせて、裾を引き摺らないように、長さを調節することができます。

上端のストラップ
コードロックで長さを調節します

 ストラップは本体から簡単に取り外せます。装いに合わせて、市販の携帯ストラップなどを選べばおしゃれを楽しめます。

ストラップは簡単に取り外せます

◼️脇の形状と車いすへの固定

 脇を整えるときは、ここを持つとやりやすいです。今回のお客様は、ここを引き上げて、車いすのフレームに洗濯バサミで固定して使用されます。場合により、マジックテープやS管を取り付けてもよいかもしれません。

この部分を掴むと整えやすい
今回のお客様は洗濯バサミで車いすに固定します

◼️左右の長さ調節

 足元までの長さが左右で異なる場合は、脇のゴム紐で長さを調節することができます。

この部分の長さを調節できます
コードロックで長さを調節します

◼️視認性を確保する反射テープ

 裾には反射テープを貼りました。

足元の反射テープ(前から)
足元の反射テープ(横から)

◼️風への対応

 風の強い日にめくれにくいよう、裾に錘(おもり)が仕込んであります。五円玉より小さな錘ですが、よい働きをしてくれます。

ここに錘が仕込んであります
小さな力持ち

◼️生地

 生地は、防水・撥水・透湿性能を備えたものを使用しました。この生地は性能とともに発色が良いのが特徴で、派手すぎず品の良い色がお客様にも好評です。

生地見本

 この「雨の日用ひざ掛け rain blanket」が生まれた経緯はこちらでご紹介しています。併せてご覧ください。

◼️デザインシート

洋裁の経験があれば、こちらを参考に作ってみてください。
(難易度★★ 防水生地を取り扱える)
(デザインシートの商用利用はお控えください) 

◼️オーダーのお問い合わせ

 studio fuku では「雨の日のひざ掛け rain blanket」の製作を承ります。
ご紹介したものと同じ仕様のお仕立て代 参考価格 9,504円(税込)
 ※ お仕立て代のほか、材料費(約4,000円)、送料などがかかります。
 ※ デザイン、仕様、寸法などを変更する場合は、別途料金がかかります。 
写真でご紹介している見本を試着していただくことができます。
ご依頼のご相談、試着のご希望など、こちらからお気軽にご連絡ください。
(studio fukuのホームページに移動します)


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