スタートアップスタジオStudio ENTREの”強み”とは?
この記事では、一人でも多くの方にStudio ENTREについて知っていただくために、弊社がどんなプロジェクトを行なっているのか、また弊社が強みとしていることなどを紹介したいと思います。
【Studio ENTRE 紹介】
弊社はエンタメ業界で起業やスタートアップに興味のある方と共に、エンタメ×テクノロジー領域事業のプロフェッショナルチームが0→1の事業開発を行うことをの主な活動内容としています。
Studio ENTREの事業領域
弊社の事業領域は、大きく6つに分けております。
・クリエイターエコノミー
・toCサービス
・メディア・コンテンツ領域
・メタバース
・NFT
・Web3.0
それぞれ詳細をご説明します
→メタバースとは、一言でいうと「仮想空間」です。インターネット上に構成される3次元の世界で、私たちはアバターと呼ばれる自分の分身を介し世界に入ります。
メタバースのポイントは現実世界に限りなく近い状態で活動できることです。現実世界と同じく常に時間が流れ続けている世界で、私たちはアバターを動かして遊んだり集まってミーティングをしたりできます。
Web上の空間で社会生活を送れます。
・弊社の活動
クリエイターの可能性を引き出す電脳空間
ゲーム業界を中心に高度な3DCGの技術を培ってきた日本のスタートアップにしか創ることのできないメタバースの成立を目指し、日々研究を続け可能性を見出しています。
→NFTとは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略称で、偽造することができないデジタルデータ(音楽や映像・画像を数値で表したもの)のことを指します。
通常のデジタルデータは、本や写真などのアナログデータと違い簡単に「複製」できることが魅力のひとつです。
しかしその反面で、「偽造」も容易にできてしまうことから、アナログデータのような価値はないとされてきました。
NFTは、セキュリティに優れたデータ構造を有する「ブロックチェーン」上にデジタルデータをアップロードすることで、デジタルデータを改ざんから防ぎます。
デジタルデータの「偽造されやすい」というデメリットを打ち消すことで、NFTはその価値をより向上させているのです。
・弊社の活動
デジタルコンテンツが価値の中心に
これまでシステム側がオーナーシップを握ってきたデジタルコンテンツの流通が、どのサービスに頼らずとも行うことができるようになりつつある中で、よりクリエイターファーストな仕組みの成立を目指して活動しています。
→Web3.0とは、「分散型インターネット」と称される次世代のインターネットです。
これまでのインターネットでは、GAFAM (Google、Amazon、Facebook、Apple、Microsoft)と呼ばれる巨大企業などが個人情報や利益を独占していました。
ブロックチェーンをはじめとする技術を利用し、情報を分散管理することで、巨大企業による独占からの脱却を目指そうとしているのが、Web3.0です。
・弊社の活動
新たなテクノロジーをエンターテイメントで実装
NFTやメタバースなど新たに生み出されたテクノロジーを活用して、これまでになかったエンターテインメントサービスを次々と生み出します。
また、Web3.0の本質はエンターテイメント、クリエイターが中心となる仕組みを目指し様々な可能性へと挑戦しています。
今回は弊社がこの3点に対してどのように挑戦しているのかを少し紹介させていただきたいと思います。
過去にStudio ENTREと共に事業を行なった企業
【.mura】アーティストの新曲発売時のプレミアグッズとしてNFTを発行/購入できるマーケットプレイス
「.mura」は「アートワーク×音楽」を1つの作品として扱い、ブロックチェーン技術NFTを使用することで作品ごとの唯一性を担保し、インターネットの世界でアーティストの作品に価値を取り戻す取り組みです。
【meme】インフルエンサーに楽曲使用の依頼をすることで、あなたの音楽を世界中に届けるプロモーションサービス (2022年5月 シードラウンド3000万円)
ミュージシャンは、Memeを通してインフルエンサーに楽曲使用を依頼することができます。インフルエンサーは好きな楽曲を使ってSNSへの投稿が可能となり、ミュージシャンから報酬を受け取ることができます。
現在仮説検証中のプロジェクト
【muvica】音楽ライブ動画NFTトレカ
ライブ動画の新しい楽しみ方として「トレーディングカード」という形で所有できるサービスを開発中です。
【HASH TUNE 】
作曲家/ミュージシャン/DTMerが自分で作った楽曲を売買できるマーケットプレイスです。
【Studio ENTREの特徴】
Studio ENTREの特徴としまして、コミュニティ活動を基盤としたスタートアップの創出を行なっております。
半年以内・500万円以内を目安にスタジオ内事業として仮説検証を行い、一定の結果が出たものは法人化し、外部の投資家より資金調達を行い本格的なサービスを運営します。
一般的な起業とStudio ENTREと共に起業するときの違い
例えば、起業するときに必要な市場調査をしようとしたときに、一般的な起業家は公開情報からの調査や検証仮説を立てたりしますが、Studio ENTREと共に起業すると、直接専門家からヒアリングできたり、過去の事例を共有することができます。
また、資金調達の面でも大きく異なります。
一般的な起業家は投資家との交渉の際、プレゼンテーションを実施したり、投資の手続きをする必要がありますが、Studio ENTREではプレゼンテーションのレビューをもらうことができたり、投資家を紹介させていただいたり、また増資手続きの対応もさせていただいております。
【Studio ENTREの強み】
ここからは本題のStudio ENTREの強みについて紹介させていただきます。
もちろん上記の【Studio ENTREの特徴】もとても大きなStudio ENTREの強みですが、弊社にはこれ以外にもたくさんの強みがあります。
Studio ENTREの強み①エンタメ×テクノロジー領域事業のプロフェッショナルチーム
エンターテックの領域で新規事業に従事してきた開発・マーケティング・ファイナンスなどのプロフェッショナルたちが、起業家の皆さまと共に事業づくりに向き合います。
Studio ENTREの強み②エンタメ業界との強いつながり(芸能・メディア・音楽 etc...)
音楽プロデューサー/コンテンツプロデューサーの代表取締役山口哲一や元吉本興行株式会社社員で取締役の中井秀範をはじめとするエンタメ業界と深く関わりがあるスタッフたちがStudio ENTREでは働いています。
その繋がりで、弊社のイベントでは日本のエンタメ業界の第一線で活躍されている方々に参加していただく機会が多く、Studio ENTREの大きな強みと言えるでしょう。
Studio ENTREの強み③独自のスタートアップエコシステム
Studio ENTREではエンタメ領域において仮説検証をスムーズに行い、迅速な資金調達を可能するための様々なアライアンスを実施しております。
投資
ミクシィ社の「ミクシィエンターテインメントファンド」を始め、コンテンツ調達などの連携を見据えた事業会社との連携や、エンタメを投資領域とする方々と連携しスムーズな事業開発を実現
2.事業検証
クリエイター集団との連携など、通常では困難な仮説検証を行うための連携
3.育成
起業家の育成システム構築や企業のきっかけを作り出す「一般社団法人スタートアップスタジオ協会」を設立
Studio ENTRE代表取締役 山口哲一 インタビュー
プロフィール
エンターテック・エバンジェリストとして様々な活動を展開。音楽プロデューサー、作曲家コミュニティ「Co-Writing Farm」主宰。「世界を変える80年代生まれの起業家 ~起業という選択~」「最新音楽業界の動向とカラクリがよくわかる本」など、著書多数。
一般社団法人 音楽製作者連盟 理事(2005-2013)
経産省:デジタルコンテンツ白書 編集委員 (2011-2020)
SXSW JAPAN HOUSE Co-Founder(2013-2017)
ーーStudio ENTREが開催しているイベント"音楽マーケティングブートキャンプ" "インキュベーションプログラム"に参加することで参加者は どのようなことが得られるのでしょうか?
A 第一線で活躍している講師と近い距離でコミュニケーションができるので、デジタルファーストになって構造変化している音楽ビジネスやエンタメサービスについて、市場に即した情報が手に入り、リアリティを持って肌で感じられるのではないかと思います。
ーー山口さんが思うStudio ENTRE社員の長所とはなんでしょうか?
A 構造的に見る、0から1を作ることを常に意識している、起業家としっかり向き合う、が自然にできていることでは無いかと思います。
ーー起業した当初、山口さんが思い描いていたENTREの強みと現在のENTREの 強みに変化はありましたか?
A まだ思い描いていたことが100%できいる訳ではないですが、レベルの高い日本人の創造性、価値がある日本のカルチャーにテクノロジーを組み合わせて、グローバル市場に出していくという意志は起業家と共有できていると思っています。
まとめ
弊社について、知っていただけたでしょうか?
Studio ENTREのnoteではこの記事の他にも弊社のことについてより知っていただける記事がたくさんありますので、チェックしてみてください!
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