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韓竈神社 | 出雲国

主祭神

素蓋嗚命

由緒

出雲国風土記(七三三年)には韓銍社(からかまのやしろ) 、延喜式神名帳(九二七年)には韓竈神社(からかまのかみのやしろ)と記されており創立は不詳であるが、非常に古い由緒を持 つ神社である。社名の、カラカマは、朝鮮から渡来した「釜」を意味するとされている。即ちこれは、祭神の素蓋嗚命が御子神と共に新羅に渡られ、我が国に「植林法」を伝えられると共に「鉄器文化」を開拓されたと伝えられていることと、関係があろう。又当社 より奥部の北山山系が、古くから産銅地帯といわれ、金掘り地区の地名や、自然銅、野タタラ跡、などが見られることと、鉄器文化の開拓と深い関係があるといわれている。「雲陽誌」(一七一七年)によると、当社は、素蓋嗚命を祀るとして、古老伝に「素蓋嗚命が乗り給いし船なりとて、二間四方ほどの平岩あり、これを「岩船」という。この岩は、本社の上へ西方より屋根の如くさしかざしたる故に、雨露も当たらず世俗に「屋方石」という。又、岩舟のつづきに周二丈余り、高さ六間ほどの丸き立岩あり、これを「帆柱石」という。社の入り口は、横一尺五寸ばかり、高さ八尺ほどの岩穴となっており、奥の方まで二間ばかりあり、これが社までの通路となっている」と記され ている。

出典:案内看板

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