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竜馬がゆく

竜馬がゆく 司馬遼太郎著
これは人生のバイブルともいうべき著書で、司馬遼太郎先生が描く幕末のヒーローに憧れを抱きつつも、日本人として、人として、男としての生き様を学びました。

物語の一節に、
『竜馬は議論しない。議論などは、よほど重大なときでないかぎり、してはならぬといいきかせている。もし議論に勝ったとせよ、相手の名誉をうばうだけのことである。通常、人間は議論に負けても自分の所論や生き方は変えぬ生きものだし、負けたあと持つのは負けた恨みだけである。』
という解説があるのですが、もしも、この一節を読んでいなかったら、ボクの人生の在り方もずいぶん変わってしまっていたのではないかと思えるくらいです。

のちに坂本竜馬が、薩長連合という大義を成し遂げるのは誰もが知るところです。
それは、複雑に絡み合った薩摩と長州の因縁を解きほぐし、互いのメリット、デメリットを理解させた上で、目的意識を共有させるという、交渉術があったからこその実現であり、決して議論だけでは成し得なかったものなんですよね。

残念ながら、ボクには大義を果たすほどの交渉術はありません。
でも、議論による論破ではなく、お互いの意見の良いところを持ち寄って、まったく違った意見を創造できるよう、常にに心掛けるようにしています。

なんて書いてたら久々に読みたくなってきました(笑)

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たまに引っ張り出して読んでやってください(^^♪


「四方山なお話し」と題して、
マガジンにまとめました。

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