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【絵本感想】『ねずみのおいしゃさま』



「 のんびりおいしゃさん、ほのぼの笑顔がぽかぽか広がる! 




👑昭和の名作/ロングセラー絵本👑

作:なかがわ まさふみ
絵:やまわき ゆりこ
出版社:福音館書店



👀 読書感想 👀


『ねずみのおいしゃさま』は、大雪の夜に、病気のりすのぼうやを助けに行くお医者様のお話です。

ある晩、ねずみのおいしゃさまは寝ていると、りすのお母さんから「ぼうやが風邪をひいて、熱が出ちゃったからすぐに来てほしい」と電話がかかってきます。

おいしゃさまは「すぐに行かなきゃ!」と思って、大雪の中をスクーターで出発します。

でも、外はものすごい雪で、道がどんどん悪くなっていきます。

おいしゃさまは雪に埋もれて、まるで雪だるまみたいになってしまいます。

それでも、寒さに震えながら「ぼうやを助けなきゃ」とがんばって進み続けます。



途中で、おいしゃさまは寒くてたまらなくなってしまい、かえるの冬眠している穴を見つけて、ちょっと休むことにしました。

かえるさんたちは冬眠中でぐっすり寝ていて、全然気づきません。

穴の中は暖かくて、おいしゃさまもつい眠ってしまいます。

次の日の朝、目を覚ましたおいしゃさま。

急いでりすの家に向かいますが…。

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このお話を読んで、わたしはおいしゃさまがとってもやさしくて、がんばり屋さんだと思いました。

大雪の中でも、すぐにぼうやを助けに行くおいしゃさまはすごくかっこよかったです。

わたしだったら、大雪で寒いし、すごく怖いと思うけど、おいしゃさまはあきらめないで最後までがんばっていて、すごいなと思いました。

わたしも、困っている友達がいたら、おいしゃさまみたいにすぐ助けに行ける人になりたいです。



それに、最後においしゃさまが失敗しちゃうところが、なんだかおもしろくてかわいらしかったです。

お医者さんなのに、こんな失敗をするなんて!って思いましたが、それでもおいしゃさまはすごく前向きで、読んでいてほっこりしました。

こんなふうに、やさしくてちょっとかわいいところがあるおいしゃさまが、大好きになりました。



『ねずみのおいしゃさま』は、やさしさやがんばることの大切さを教えてくれるお話です。

わたしも、おいしゃさまみたいに人を助けられる、やさしい人になりたいと思いました。

そして、どんなに大変でも最後まであきらめないでがんばることが、すごく大事なんだなって感じました。


『ねずみのおいしゃさま』は、「ぐりとぐら」と同じ山脇百合子さんが描いた、ほんわかしたイラストがとても素敵なんです。

お話を読んでいると、大雪の中を一生懸命がんばるおいしゃさまが、どんどんかわいく思えてきて、なんだかほほえましくなります。

(特に、最後のオチでは、思わずクスッと笑ってしまうはず。)

この絵本は、子どもと一緒に読むと、自然と笑顔があふれてくるようなお話です。

のんびり、ほのぼのした雰囲気や、やさしさ・がんばる気持ちを楽しく伝えられる、そんな絵本なので、ぜひ一緒に読んでみてくださいね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。



■ SNSでの感想



大雪が降る夜。ねずみのおいしゃさまが寝ていると、リスさんから電話がかかってきました。「ぼうやがかぜをひいて、ねつをだしていますから、すぐきてください」。奥さんに心配されながら、ねずみのおいしゃさまはスクーターに乗って出かけていきます。しばらく行くと、スクーターが雪で動かなくなってしまいます。困ったおいしゃさまはかえるの家でひとやすみ……。そそっかしくて、のんきなねずみのおいしゃさまのお話です。

福音館書店HPより引用

付録:その他のおすすめ感想文



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