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自己肯定感を支える“6つの感”−前編−

こんにちは、STRUGGLE ゆみです。
「おうち時間」を何をして過ごすか、ネタが尽きてきてしまっています。
みなさんは何をして過ごしていますか?

さて今回は、「自己肯定感を支える“6つの感”」についてお話ししようと思います。

自己肯定感は、6つの感によって構成されています。

・自尊感情  →自分には価値があると思える感覚
・自己受容感 →ありのままの自分を認める感覚
・自己効力感 →自分はできると思える感覚
・自己信頼感 →自分を信じられる感覚
・自己決定感 →自分で決定できるという感覚
・自己有用感 →自分は何かの役に立っているという感覚

このどれか一つでもダメージを受けてしまうと、全体のバランスに影響が出てしまい、
結果的に自己肯定感が下がる、という仕組みになっています。

では、一つずつ詳しくみていきましょう。
(今回のテーマは長くなるので、前編・後編で分けますね)

・自尊感情

自己肯定感を“一本の木”と例えると、自尊感情は“根っこ”の部分と言えるでしょう。

自尊感情とは、自分の生きる価値を認識し、自分の活かされた命を大切にする感覚のことです。
「私ってなかなかじゃない?」「私っていいよね」と
自分を尊び、物事を肯定的に捉えることができるのです。

しかし、日本の社会は自尊感情が傷つきやすい構造を抱えています。

とある調査によると、
アメリカやドイツなどの他の先進国は「自分自身に満足している」「どちらかといえば満足している」と回答した人が全体の70~80%だったのに対し、
日本は45.8%だったのです。

これは、先代の日本の『身内を落として言う』という風習を引きずっているといえます。

みなさんも経験があるのではないでしょうか?
近所のおばさんに「いいこね」と褒められても、親に「いやいやそんな」と言われたり、
自分の友人に「うちの妻は不出来で〜」と言ってしまったり(言われたり)

日本には、「身内を落として、相手を立てる」のが美徳という習慣が長く親しまれてきました。

この風習がある限り、自然と自尊感情が高まるということは
まずありえないでしょう。

ではどうしたらいいのか。
自分で高めたらいいのです。

あなたの周りに、感謝してくれる人はいませんか?
些細なことでも構いません。
本を取ってくれて『ありがとう』、話してくれて『ありがとう』
色々な『ありがとう』があると思います。

それを素直に受け取ってみましょう。
たとえそれが心のこもっていない『ありがとう』だったとしても、です。
この人は、自分の行動によって助かったんだ、と思ってみましょう。

最初のうちは違和感があるかもしれません。
でも次第に、自分はこんなにも感謝される人間なんだ、と思えるようになるはずです。

・自己受容感

自己受容感は“木の幹”のようなものです。

自分のポジティブな面もネガティブな面も、あるがままに認められる感覚を“自己受容感”と言います。
失敗して落ち込んだり、人を恨んだり妬んだりしても
「大丈夫。なんとかなる。」と人生を肯定できる力です。

どんな人でも、完璧・完全ではありません。
誰だって不完全なのです。

どんな自分にも「OK」を出せれば、
失敗してつまづいても、また前を見て歩き出せるのです。

「ネガティブな感情を抱くのは当たり前」「そんな自分も受け入れられる」
だから大丈夫、と思えればどんなあなたでも素敵な人になれるのです。

落ち込んだっていい、元気がなくたっていい。
だってそれがあなたなのだから。

極論で言えば、自己肯定感が低いあなただっていいんです。

そうやって、自分を認められるようになったとき、
あなたの自己肯定感は勝手に上がっているはずです。

・自己効力感

自己効力感は、“木の枝”のようなものです。

何かの問題に向き合った時、うまくいくはずのプランを設計でき、
それを実行できるという自信、達成できる勇気を持つ、ということです。

目標達成のための努力を継続できるか、
困難に直面した時にプレッシャーに耐えられるか、
もし失敗してしまった時に再開できるか、
ということにも深く関係しています。

自己効力感が安定していれば、何度でも挑戦する意欲がわき、
人生はいつだって再起可能だという真実が見えてきます。

つまり、
自己効力感は、あなたの世界を大きく広げてくれるのです。

では、自己効力感をあげるためにはどうしたらいいのか。

失敗した時に「どうするのか」を先に考えておけばいいのです。

失敗した時に落ち込んでしまうのは、
『予想外』で『計画外』な事態が起きているからです。
想定の範囲内ではないからなのです。

では、先に想像すればいいのです。
想定できていれば、何も恐れるものはないはずです。

どうやったら自分が立ち直れるのかも、できるだけ具体的に想像しましょう。

ちゃんと立ち直って、またプランを遂行し、達成できた自分を
「意志が弱い」「またダメだった」「自分はできない人間だ」と思うことはもうないでしょう。

あなたは自他共に認められた
『できる人間』となるのです。


いかがでしたでしょうか?

『木』は『根っこ』がないと丈夫に育たないし、
根っこが丈夫でないとしなやかな『幹』は育ちません。
『幹』にたくさん栄養がなければ『枝』はしっかり育たないし、
『枝』が育っていないと、次回説明する『葉っぱ』や『花』、『実』も生えてきません。

全てが不可欠なのです。

みなさんの『自己肯定感の木』がすくすく健康に育つよう願っています。


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