今後の旅行
正直、いつ海外旅行にいけるのか?
考える段階でもないかもしれません。
感染者数が再度増え
第二波、第三波が予想されている現段階ですが
渡航解禁を楽しみにされている方もいらっしゃる中で旅行✈️の概念が今後
変わっていくのかもしれません。
9.11やリーマン・ショックを超える危機
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、世界中の旅行業界がかつてない大きな危機に瀕しています。多くの国で外出禁止や海外渡航の制限がされたことで「旅をする」という日常はどこか遠いもののようになってしまいました。
世界観光機関(UNWTO)は5月に、世界の旅行業界の「3つの回復シナリオ」を提示しましたが、「2020年の国際旅行者数は前年比で約58~78%のマイナス」という数値を発表しました。
2003年のSARS発生後が0.4%減少、2009年のリーマンショック後が4%減少、という過去の数値と比べて、今回の新型コロナによる旅行業界へのインパクトがいかに大きいかがわかります。またアメリカの旅行業協会からは、「新型コロナのアメリカ観光産業への影響はアメリカ同時多発テロの9倍にのぼる」という衝撃的な見通しも出されています。
これだけのマイナスが進むと世界の旅行マーケットや、日本のインバウンド業界そのものがなくなってしまうかも、という不安も頭をよぎります。しかし、中国で「都市封鎖などが解除された直後の連休で1億1500万人が国内旅行へ出かけた」というニュースが話題になったように、我々の「旅への情熱」は簡単になくなるものではありません。
①旅に求める意義が変わる
②クリーン、サステイナビリティ、旅先を選ぶ基準が変わる
③デジタル、身体性、旅の楽しみ方が変わる
「デジタル体験」と「身体性を刺激する体験」を
リモートワークでオンライン会議をされた方は、視覚と聴覚に依存した会話を実感されたと思います。上記のようなデジタルの融合が進んでも、スマートフォンやパソコンのような通常のデバイスだと、なかなかそれ以外の感覚を刺激するのが難しいのです。
したがって、実際にリアルな観光地で旅人たちが求めるのは、それ以外の五感も含めた身体性での楽しみです。
画面上の絶景では伝わらなかった肌にあたる風や水の感覚やにおい、お取り寄せグルメだけでは想像することしかできなかった、その場の雰囲気とセットで楽しめる地域の味。そして、対面でコミュニケーションをするときの独特の空気や間。
こういった、ある意味でデジタル体験のコントラストとなるような身体性を刺激する体験は、観光地の魅力をさらに高めていくはずです。
一部抜粋
これからは、人生の楽しみも考え方や仕事も形を変えていく必要があるかもしれません
強め女子会代表 LSLfuture -女性が強く生きる為の未来づくり-
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