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2021年の8月8日という日

それは人生で初めてアイドルのライブ現場をハシゴした日。
身体はくたくたになったけど、脳みそは幸せでとろけ、こんなに良い日があってよいのか、と思う1日だった。

柚姫の部屋フェス

先月の6周年ライブで無事、月一で生りるあちゃんを見ないと生きていけない身体になった私は、部屋フェスに行かないという選択肢はもはやなかった。(一部出演で本当に良かった…!)

アメフラ、B.O.L.Tは生で見るのが一年半ぶり?
B.O.L.Tはかつて見た際には曲がまだ少なく、「宙に浮くぐらい」を2回まわしなどしていたので、大きくなったなあ…としみじみ。
あやなのちゃんの歌唱力もすっんごく上がっていて驚いた!

そして大本命のばってん少女隊!!
みんな可愛い、きいなちゃんのポニテ可愛い、りるあちゃんは自然と目が追ってしまうかわいい〜〜〜〜〜!!!!!
OTOMEdeshiteは歌割りがもしかして変わったのだろうか?(りるあみゆちゃんが前回と比べてバラけていた気がした。)
おっしょい!もFREEな波もジャン!ジャン!ジャン!も、前々回より前回、前回より今回と着実に進化を感じて、大好きな推しがいる大好きなグループの成長を見られるのはなんで素敵なことなんでしょう…

( ˘꒳​˘ ).。oO(ばっしょー、6周年ライブ円盤化してほしいなあ。)

そして大トリのTEAM SHACHI、時間的に見れないと思っていたから全曲見れたのは嬉しい誤算。
全力で強い曲ばかりのセトリで、フェスってすごい!!と大興奮。
あと何と、途中から隣の中二階席になななんとばっしょーメンバーが観覧にやってきた。
ノリノリのお姉さん組と振りが控えめな妹組の存在に目線が忙しい。2階席にも別グループがいたようで、出演者含め皆ノリノリで楽しめるのはさすがお姉さんグループの貫禄というか底力を感じる。
「抱きしめてアンセム」めっちゃ楽しかった!
(あと、瀬戸口さんのラップに全私が沸いた。すごい!今私たちは柚姫の部屋にいるんだ!!)

そして給油のごとく元気をゴリゴリ注入された後、次なる現場へと向かう。(汗だくになった)
この時点でまだ今日が半分しか終わっていないことに恐ろしさと興奮を覚える。

そしてはなちゃん、よく見てるなあ。


まなみのりさワンマン「Elope」

会場に入った瞬間に漂ういい香り。そして幾何学の照明や草木、アンティークな椅子でレイアウトされたおしゃれなセンターステージ。ファッションショーを少し彷彿とさせる座席構成。
(観客から見えなかったけど、おばあちゃん家にあるような絨毯も敷かれていたらしい。)
PVで表現されてきたまみりの世界観が眼前にあった。

興奮状態にあった脳みそも、1曲、また1曲と聞くごとに段々落ち着いてくる。

「ウソ」は聞く度に、初めてまみりを知って生で見た日を思い出す。今日の真っ白な衣装に、あの日の真っ赤なベルベット調の衣装が重なって見える気がして、当時の衝撃やえも言えぬ感覚が何度も追体験されるのだ。

今回の新アルバムの曲は、どれも演出込みで見ることで、更に解像度が上がっていった。
「風蝉の灯」は、聞いていて高校時代の大好きだった友人を思い出した。疎遠になっちゃったなあ。
確かこの曲だけど、最後にまなみさんがスポットライトに向かって走っていって手を伸ばす姿がとてもお美しかった…。映画「幕は上がる」での劇中劇・銀河鉄道の夜で、最後ジョバンニが手を振るシーンがとても好きなのだけど、そのシーンが被って見えたのだ。
「Hello」はまみり3人を歌った曲との前振りを以って聞くと、じんわりしてきて涙なしには聞けない。
全曲通して、アイドルを続けていくという意志がビシビシ伝わってきた。…というか14周年って、すごいよなあ。

舞台も衣装も神秘的で、そして今回はなんと裸足。
全体の雰囲気も相まって、ライブ中何だか天女の羽衣伝説で覗き見している若者の気分になった。(何なんだろう、この感想…)

そしてまみりワンマン、何と2年ぶりである。
特にここ一年はミニライブ続きだったので、えっこんなにいっぱい曲を歌ってくれるの!?と途中からソワソワしてしまった。
今回のライブは特に、終演後一つの演劇を見たかのような心地よい疲労感があった。世界観とかテーマがかっちり作られていて、それがしっかり表現されているからなんだろうなぁ。

じんわりとエネルギーが溜まったのを感じ、帰路に着く。

こんな素敵な1日、そうそうないのでは!
2021年の8月8日は、噛み締めても噛み締めても噛み締めたりない、最高の日。


【追記】
なななんと、翌日の柚姫の部屋で感想メールを瀬戸口さんに読んでもらった!ありがたや〜!
(チャットで「表現が古風」て書かれててちょっと笑った)



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